専門学校偏差値、倍率 落ちることはある?(読了時間:2分10秒)

専門学校を受験する人なら誰でも気になってしまうのが、その学校の偏差値や倍率についてでしょう。

入試はどれくらい難しいのかを知っておくことは、確実に志望校に合格する可能性を高めることにもつながります。

ここでは、専門学校の偏差値や倍率、そして入試に落ちてしまうこともあるのかどうかなどについて考えていきましょう。

偏差値はどれくらい?

大学入試では頻繁に聞かれる「偏差値」という言葉ですが、じつは専門学校では偏差値の考え方がなされていません。

一般的な偏差値は、大学などの受験のために受ける模擬試験での成績を基にしたデータから割り出されているため、ほとんどの専門学校のように模擬試験が行われていない学校の場合は、偏差値を割り出すことができないのです。

ただし、専門学校でも特定の分野については模擬試験が行われています。

たとえば、医療系や看護系の専門学校では「看護医療系模試」といった模試があるため、それらに関連する専門学校も偏差値でランク付けがなされていることがあります。

実際、医療・看護系の専門学校は難易度が高いところから低いところまでさまざまであり、受験生は模試の結果で自分の実力を確認しながら、志望校を固めていくことになります。

一方、それ以外の分野の専門学校で模試が行われるところはほとんどありません。

こうした学校では、偏差値という概念はほとんど意味をなさないと考えておいてよいでしょう。

各学校の合格基準などを確認しておくことが大事です。

倍率も学校によってまちまち

専門学校の倍率は、公表している学校とそうでない学校があります。

とくに人気があるとされる看護専門学校では、入試倍率を公表しているところが目立ちます。

ただし、最近では一部の人気の専門学校を除いて、定員割れとなっている学校も珍しくはありません。

出願すれば、人柄などによほど問題がない限りほぼ確実に合格できるような学校もありますし、募集人員に達すれば、その時点で受付を終了するようなところもあるようです。

難易度の高い人気校を受験する場合は注意が必要ですが、そうでない場合は、そこまで倍率を気にせずに、自分がその専門学校で学びたいという熱意を伝えられるような志望動機をしっかりと考えて入試に臨むとよいでしょう。

100%合格できるとは限らない

ときに何倍、あるいは何十倍という高倍率になることもある大学の入学試験とは異なり、専門学校への入学はそこまで難しくないと思われがちなようです。

たしかに、専門学校によっては応募の要件を満たしていれさえすれば、ほぼ全員が問題なく合格できるようなところもあるようですが、専門学校なら落ちることはないというわけではありません。

専門学校のなかにも人気が高いところでは、定員よりもずっと多くの応募者が集まることがあります。

そのような学校では、入試でも書類選考、面接、筆記試験、作文といったさまざまな内容を実施する傾向にあり、各試験の結果によっては不合格になる人がいます。

また、たとえばAO入試では受験生の意欲・熱意といった「人柄」が重視されるため、面接でやる気が認められなかったり、専門学校が求める人物像に合わないと判断されると不合格になることもあります。

専門学校がどのような人材を求めており、合格の基準はどのようなものなのかを、入試説明会やパンフレットなどを通じて調べておくとよいでしょう。

ここで見てきたように、専門学校を受験するにあたっては、偏差値や倍率について大学入試とは少々異なる考え方がなされているようです。

学力で厳しく判断されやすい大学入試と比べると、専門学校は入学しやすいといえるかもしれません。

ただし、一部の人気校は倍率も高くなることがあり、不合格者も出ています。

まずは自分が受験しようとする専門学校がどのようなタイプの学校なのかを調べて、入試に臨んでください。