介護を仕事にしようと考えるあなたへ。介護業界の魅力と3K克服法を紹介
介護業界は3K(きつい、汚い、給料安い)と呼ばれる不人気な職業の一つです。
でも、みんな知らないだけで介護業界には沢山の魅力があります。
私はこの業界で20年あまり生き抜いてきたベテランです。
その経験から「介護業界の魅力」「介護業界の3K」「3K攻略法」をお伝えさせてもらおうと思います。
これをみて介護業界に興味をもっていただければ幸いです。
介護業界の魅力
介護業界の魅力を整理してみると、人気のない業界とは思えないほど魅力的な事が沢山あります。
介護の業界は無資格でも、徐々にステップアップしていける仕組みがあります。
まずは、3年頑張り介護福祉士の資格を取得します。
その後5年頑張ると介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を取得できます。
介護支援専門員として4年頑張ると、通信教育等で社会福祉士の資格を取得できます。(大卒の場合はすぐに通信教育で社会福祉士を取ることができます)
その後、再度通信教育等で、精神保健福祉の資格も取得できます。
介護業界に学歴は関係ありません。
もちろん入社時の給料こそ違いますが、学歴ないから就職できないということはありません。
学歴より、あなたの人柄が求められています。中卒でもいいんです。
国は、介護職員の処遇について考えてくれており、少しずつですが給料が上がってきています。
有給等の休みも取りやすくなっています。
介護士のリーダークラスになると給料がぐんと上がります。
介護業界は人出不足で求人が多く、自分にあった職場選びやすいです。
しかも、介護士としてのスキルをそのままいかせる為、転職もしやすいです。
介護の仕事は日頃から「ありがとう」と、利用者さんやご家族さんが感謝の言葉をかけてくれます。
この感謝の気持ちを感じれる事が、働く原動力となり魅力になります。
感動の場面に立ち会うこともできます。
自己実現や、看取り介護で人間ドラマを目の当たりにできます。
介護業界の3K
介護の職場は魅力的ですが、3K(きつい、汚い、給料安い)という大変な部分もあります。
介護をしていると腰が悪くなる可能性があります。
利用者さんを抱えたり、前かがみでおむつを交換したりで痛めます。
腰のコルセットが手放せない職員もいます。心が疲れてしまう可能性もあります。
介護の仕事は一人ではできないため、人間関係が悪い所で働くと心が疲れていきます。
また、一生懸命やってもむくわれない場所で働き続けると、気力があっても体が動かないような状態になります。
排泄の介護をおこなうため、汚いと思われています。
ただ、通常はゴム手袋等の衛生管理をしているため、直接排泄物を触ることはないです。
しかし、状況に応じて服についたり、手についたりする可能性はあります。
赤ちゃんの排泄物より匂いがきつく、大きい方が手につくと匂いがとれにくいです。
介護の仕事は給料が安いです。
令和2年度の調査では平均月給 243,135 円でした。
夜勤、残業なしの所は平均以下の可能性が高く、一家の大黒柱だときついです。
数年前に比べると少しずつ上がってきてはいますが、充分ではありません。
3K攻略法
介護業界の3K(きつい、汚い、給料が安い)の攻略法をお伝えします。
ブ〇ック施設を見極め、そこに務めないことです。
あなたに合う施設を探しましょう。
職場は沢山あります。
介護の仕事をしていると匂いがあまり気にならなくなります。
匂いがしてもすぐ慣れるからです。臭いから仕事を辞めるという人もいません。
これが嫌な人は、冷たいようですが介護業界は向いていないと思います。
稼げる職場へ転職します。
夜勤や残業も併せるとしっかりと稼げる所があります。そうすると人並みの生活はできます。
それ以上を求めるのであれば、独立して起業するという方法が考えられます。
「介護業界の魅力」「介護業界の3K」「3K攻略法」をお伝えしました。
色々な魅力がありますが、私は感動できる所が一番と思っています。
絶対に他の職業では味わうことができない感動を、あなたにも味わってもらいたいです。
もしも、介護業界に興味を持っていただけたのであれば、私のブログ「福祉の世界で生きる道」にもお越しください。
本音を色々と書いています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの行動で、福祉の世界に笑顔が一杯になりますように...