See the world!! ~③外資系客室乗務員にはどんな人がなれるの?~
皆さま、こんにちは!
外資系キャビンクルーキャリアコンサルタントのhanaです。
これまで、
①「外資系客室乗務員のお仕事とは?」
②「外資系客室乗務員の生活はどんな感じ?」
についてお話しました。
第三回目は「外資系客室乗務員にはどんな人がなれるの?」です。
それでは、どうぞお付き合いください♡
・英語はペラペラじゃなきゃダメ?
・身長はどのくらい必要?
・学歴は?職歴は?
≪過去記事はこちら≫
①「外資系客室乗務員のお仕事とは?」
②「外資系客室乗務員の生活はどんな感じ?」
英語はペラペラじゃなきゃダメ?
外資系といえば、英語!!
最近では、InstagramなどのSNSで活躍されている現役客室乗務員の方々もたくさんおりますが、皆さん英語がペラペラですよね。
ハーフの方や帰国子女の方など、バイリンガルとして育った方も多くいらっしゃいますし、あとは大学で英語専攻だったという方もいらっしゃいます。
では、みんながみんなそうなのかというと、実はそうではありません。
そもそも、外資系航空会社はそれぞれ会社によって、求められる英語力が違います。
とは言え、どこの会社も訓練は英語で行われますから"英語はできる"に越したことはありませんね!
比較的ハイレベルな英語力が求められるのは、中東系の航空会社
きっと120ヵ国以上の国籍からなる同僚と働き、日本線のみならず全路線に乗務するからでしょう。
私もその一員だったわけですが、実はハーフでも帰国子女でも英語専攻でもありませんでした。
むしろ高校生の頃は、英語が嫌いで勉強しなかったのですよ...
それでも"海外"が好きだった私は、洋楽を聞いたり、洋画を観たり、交換留学にも行き、日本では留学生の友人をつくり英語を学んでいました。
「父がかっこいい外国人だったらよかったのに・・・」と何度思ったことか!
でもこうして英語を身につける方法はたくさんありますからね!
日本育ち日本生まれで、まったく別の専攻で学んでいても、英語を話せるようになって外資系航空会社の客室乗務員になるということは"叶えられる夢"なのです。
身長はどのくらい必要?
客室乗務員というと、身長が高い方が多い気がしませんか?
そうです、実は身長制限のある航空会社はたくさんあります。
と言うのも、これも機内安全確保の一部ですが、機内頭上にある手荷物入れ(Overhead compartment)をきちんと閉じることができないといけないからです。
そのため、身長制限を設けていない航空会社では、"つま先立ちで〇〇cm届くこと"という条件があります。
「背伸びしても届くかちょっと心配...」
という方は、毎日ストレッチをしたり整体に通ってみるのもおすすめですよ♪
学歴は?職歴は?
客室乗務員になる方は、どんな学歴や職歴があるのでしょうか?
航空会社によっては、応募条件に"高卒以上"や"専門学校・短大卒以上"と記載されておりますが、〇〇専攻卒や○○専門学校卒といった決まりはありません。
記載条件さえ合っていれば、どこの学校を卒業しても外資系客室乗務員になることができます。
ちなみに私は、4年生大学の教育学部出身です。
実は4歳の頃から、学校の先生になりたかったのです!
それが紆余曲折あり、大学4年生でエティハド航空の客室乗務員になりたい!と決めたのでした。
新卒時は募集がなく、受かったのは卒業してから約2年後のことです。
また社会人の方で「外資系客室乗務員になりたい」という方もいらっしゃいますよね!
"受かる職種"なんてものはなく、学歴同様にどの職種の方でも合格する可能性はあります。
しかし、やはり仕事となると、働くにあたっての専門スキルや知識をつけるということですので、 "書類審査の時に注目されやすい職種"があります。
では一体、どのような仕事が注目されるのでしょうか?
グランドスタッフやラウンジスタッフは、同じ業界ですからね。
その業界の仕事を知っているというのは強みになります。
またハイレベルなサービスを提供するお仕事も、エコノミー・ビジネス・ファーストクラスがある航空会社においてはプラスな経験です。
最後に、看護師さんはもう既にお分かりの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
第一回目の記事を読んでくれた方は、気づいていますね!
そう、機内では客室乗務員は必要に応じ、救急対応も行うからです。
注目されやすい職種としていくつかあげましたが、もちろん他のお仕事をされていても受かる方はたくさんいらっしゃいます。
私の同期でも、事務職や営業、クリニックの受け付けやIT関係のお仕事をしていた人もいました。
合否を決めるのは、もちろん仕事内容だけではありません。
その方の性格や経験など、トータルで見られていますからね♪
さて、今回は「外資系客室乗務員にはどんな人がなれるの?」についてお話しました。
いかがでしたでしょうか?
次回は、「外資系客室乗務員になるメリットとデメリット」についてお伝えしたいと思います。
お楽しみに!