エステティシャンを目指す人へ・10年経験して感じた大事なこととは？

エステティシャンは、お客様に直接「ありがとう」といっていただける素敵な仕事です。

人が喜んでくれることを仕事にしたいという人に、ぴったりです。

エステティシャンを目指す人へ、どのようにしたらなれるのかご紹介します。

エステティシャンになる方法は1つじゃない

エステティシャンは美容学校をでないといけない、資格がないとできないと思われがちですが必ずしもそうではありません。

私は4年制大学経営学部を卒業後、エステティシャンになりました。

エステティシャンの資格はありますが、なくても仕事はできます。

エステティシャンに将来なると決めている人は、美容専門学校への進学がおすすめです。

けれども、幅広く学んでから決めたいのであれば、大学に行くことも視野に入れましょう。

いずれにしても、それぞれの道で学んだことを将来仕事で活かせます。

ここでは3つのエステティシャンになる道を紹介します。

自分に合った進路を見つけましょう。

高校卒業後、美容専門学校に行く

美容専門学校卒業を条件に、採用している会社もあります。

大手の就職したいサロンがあるなら、系列の学校に通うのが近道かもしれません。

将来エステティシャンになると決めている人は、毎日学校で好きな美容のことを学べるのは凄く楽しいです。

また美容専門学校では、エステ以外にもメイクやネイルなど美容全般を幅広く学びます。

そのため学校で学んだ知識を活かして、エステに来る美意識の高いお客様に、さまざまな角度から美容の話をできます。

自分の好きな美容に、早い段階から関わりたい人は、美容専門学校への進学がおすすめです。

大学卒業後、エステ会社に就職する

エステティシャンの仕事に興味はあるが、他の分野も見てみたい人は、大学進学がおすすめです。

・自分がエステティシャンに向いているか分からない
・エステティシャン以外の仕事も知っておくべきなのか不安

そういう気持ちがあるのなら、自分で美容の勉強をしながら大学は幅広く学べる学部にいくこともいいです。

遠回りにみえるかもしれませんが、大学での経験がエステティシャンの仕事で大いに生かせます。

私は経営学部を卒業して、大学では会社の経営・マーケティング・簿記について学びました。

エステティシャンになってからは経験を活かして、店舗責任者としてお店の運営をしています。

大学卒業でもエステティシャンになれますし、仕事を始めてからも美容以外の学びを活かして、沢山の仕事を任せてもらえます。

少しでも不安がある人は道を1本に決めず、今はさまざまなことに挑戦してみましょう。

通信講座で学ぶ

現在学生で、すぐにエステの勉強がしたい人は、通信講座を探してみるのもいいかもしれません。

学んだあとは会社に就職してもいいですし、独立して自分のお店をもつことも可能です。

通信講座での学びを仕事にできるかは、自分の努力次第で変わります。

フェイシャルエステ以外にもヘッドスパやボディケアなど、さまざまありますので興味のあるものをみつけましょう。

上達のコツは、自分のペースで学びながら友達や家族に頼んで施術練習することです。

エステティシャンは知識ばかりでなく、手を動かして多くの方の肌や体を触る事で上達します。

どんどんモデルを探して、施術しましょう.

エステティシャンは、とにかく自分で動くことが大切！

エステティシャンの仕事は忙しいので、技術や知識を教える研修などに時間をたっぷり取るのが難しい場合もあります。

もちろん新入社員に対して勉強会はあります。

けれども、営業時間内に先輩の動きをみて覚えることが、一番早く成長します。

先輩スタッフがお客様とどんな会話をしているのか、どんなアドバイスをしているのか施術の手つきなど、見られるのであればそっと施術している先輩の横でメモを取りながら聞きましょう。

自分に出来ることを探して１つずつ学んでいく姿勢が、1年後の差になります。

また技術や知識が不足していても、気遣いや声掛けでお客様に満足していただくことは十分できます。

1年目の特権である元気と明るさを全面にだして、丁寧さ人懐っこさなどで自分のファンになってくださるお客様を増やしましょう

積極性を身に着けるために、今からできること

学校の行事や役割を、自分から積極的にするようにしましょう。

その経験が自信となり、就職面接の時にもアピールできます。

実行委員など大きな仕事は抵抗があるのならば、人の気が付いていないところを掃除したり、小さくても人のための行動をするとのちに大きな結果につながります。

自分には難しいと思わず、とにかくやってみましょう。

エステティシャンの仕事では、先輩からの指示待ちをせず、何が必要か相手は何をしてほしいのか考えて動けることが必要です。

また気になったことは、自分で調べる癖もつけましょう。

どんなに小さなことでもいいです。

その積み重ねが大きな一歩に繋がります。

好きこそものの上手なれ、美容を楽しもう

エステティシャンを目指す人は、美容好きが多いのではないでしょうか。

就職する前に出来ることとして、自分でスキンケアを研究したり友達や家族にしてあげたりするといいです。

どんどん美容を好きになりましょう。

自分が綺麗になること、誰かが喜んでくれることが嬉しいという経験を積み重ねると、仕事でもお客様に上手に伝えられるようになります。

新しい美容法はどんどん出ますので、最新美容へのアンテナを張っておきましょう。

また、美容雑誌や化粧品売り場で新作をチェック、インターネットで美容情報をインプットしたら、友達や家族ＳＮＳなどで人に伝えるアウトプットしましょう。

人に何かを伝えるのは意外と難しいですが、どのように伝えたら相手に分かってもらえるか、何度も繰り返しすると上達します。

まずは自分が美容をもっと好きになること。

そして、好きなことを人に伝えてみましょう。