自動車部品メーカーの技能職は県内では高評価も将来性はどうか

県内では就職人気ランキングにも入るトヨタ系自動車部品メーカー企業ではあるが、今後次世代の電気化自動運転化にどのような影響があるのかは未知数。

福利厚生面は大企業と遜色ないと感じるが賃金テーブル自体は高いとは言えないため、残業や勤務体系(夜勤など）に頼る面は否めない。

自動車メーカー系では決して上位とは言えないが地元企業としては安定した実績もあり上を見すぎなければそれなりの待遇は期待できると思われる。

勤務地は本社と各拠点工場が10箇所ほどあり転勤なども充分考えられる。

主に現場労務職では機械オペレーターや工務、搬送、品質検査などに別れていて個人の特性によっては決められないため、適性の合う現場かどうかは分からない。

ただし合わなかった場合相談する社内窓口などもあり一人で悩まなくても組織が動いてくれるような環境はあるので不安になりすぎる必要はない。

自動車部品メーカーなので月に求められる生産数によって残業もあり。

現場の技能職に関しては中途採用募集はいわゆる期間従業員募集(契約社員)を主に行っているため通常正社員になるには規定の期間働いたあと社内試験を受ける必要があるが、ハードルはそこまで高くないと感じる。

現場の推薦なども肝になると思う。

仕事を進めるに当たってトヨタグループでは創意工夫を大事にしており現場レベルの小さい改善でも積み重ねで数字に現れるため評価の対象となる。

効果金額によってはしっかり報酬もあるためそこを働き甲斐や魅力としてモチベーションをあげている社員も多い。

ただしやはり現場としては管理職を目指していく人数に限りはあるため皆が達成感を感じれるかというと分からない。

上司に評価して貰える働き方が必ずしも自分の自己評価と一致しない場合もあると思う。

メーカーの為、品質について細かな視点で継続的に粘り強く確認していける人材は向いていると感じる。

自動車関連企業なので車の運転を丁寧に、ゴールド免許などを意識して落ち着いて作業出来る人は向いている。

量よりスピードより質である。