カナダで保育士としての就職は、思っているほど難しくない
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 4.50
- 仕事内容
- 4.50
- やりがい
- 4.50
- 働きやすさ
- 4.50
- 給料・年収
- 4.50
- 休日・待遇
- 5.00
- 成長・将来性
- 4.50
- メッセージ
-
海外で保育士として就職するのは、なんだか難しそうなイメージがありませんか?
もちろん、ある程度の英語力は必要ですが、働いてみたい国や州の保育士資格を取得すれば働けます。
最初に保育士の学校に行くための英語力をつけなければいけませんが、そこをクリアすれば学校の課題や実習等はどうにかなります。
日本人の方は真面目に取り組む方が多いので、学校の課題も実習先の評価も高いです。
特に日本での保育士の経験がある方は、ぜひ海外で働くことを考えてみて欲しいです。
私はカナダのバンクーバーで保育士をしています。
こちらで日本人の保育士さんに会うことが増えてきました。
なぜかというと、こちらでは保育士の数が不足していて、資格がある外国人へも積極的に労働許可を出していて、そのまま永住権につながることが多いからです。
- 仕事内容
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私の勤務先は新移民の支援事業をしている団体で、保育園に来ている子どもたちの親も新移民です。
他の場所にある同じ団体の保育園や他の部署で働いている人も含めると、150人以上の従業員がいます。
私の勤務している保育園は、1~3歳のクラスと3~5歳のクラスに分かれています。
お絵描き、図工、砂遊び、粘土、おままごとのエリアがあり、それぞれの遊びを自由遊びの時間にするので、その準備、世話、片付けをします。
みんな揃ってのお話の時間を進行し、外遊びの見守り、保護者との連絡事項や子供の行動など気になることの話し合い、同僚同士での情報の交換、子供の成長で気になることの話し合いもあります。
- なるには
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カレッジで保育士のプログラムを専攻し、終了すると資格が授与されます。
初めは基本の3歳から5歳の保育を学びます。
ここまでだと10ヶ月で終わります。
ここで終了する人も多いのですが、私はその後に乳幼児、障害児教育のプログラムを取ったので、1年半くらいかかりました。
- やりがい
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保育士と子供の比率が3歳以下は1:4、3歳以上は1:8と決まっているので、子供一人一人と過ごす時間が確保できるし、保護者との関係も対等で仕事がやりやすいです。
運動会やお遊戯会などで週末が潰れることもないし、時間外に行事がありません。
持ち帰りの仕事もないし、仕事はきっちり時間内に終わるので、プライベートの時間が確保できます。
子供の日々の成長に自分の貢献を実感できる仕事なので、とてもやりがいがあります。
- 給料・年収
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こちらでは平日のみで週末は休みです。
時間も7:30-18で営業している所が多いです。営業時間内で8時間勤務で、3つか 4つのシフトで回している所が多いです。
そして、非営利団体が運営している所だと、ほとんどの園で昼休憩1時間の内の30分は有給です。
お給料は年に2-4%上がることが多く、年次有給は1年目から5年目までは15日、5年以上は20日あります。
私のお給料は時給制で$27、その他に州政府から保育士への特別手当で1時間に付き$6が支払われます。
月平均だと合わせて$4500位です。
- 休日・待遇
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仕事とプライベートはきっちりと線引きされているので、とても働きやすいです。
残業もありません。
年次有給休暇も毎年きっちりと取得しなくてはいけません。
福利厚生として、マッサージなどが自分の負担金が10%で受けられるのがいいです。
- 就職・転職
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カナダではより良い条件を求めて転職するのは当たり前です。
最近は保育士不足なので、仕事はすぐ見つかります。
州政府からの1時間に付き$6の補助金は大きいです。
これからも需要が見込める仕事なので、お薦めです。