ウェディングプランナーの仕事は人生の糧となる

投稿者プロフィール

ウェディングプランナー kaoriさん

30代前半(就労時) 女性経験:15年0ヶ月

退職済み / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
4.50
仕事内容
5.00
やりがい
5.00
働きやすさ
3.00
給料・年収
2.50
休日・待遇
2.50
成長・将来性
3.00
メッセージ

ウェディングプランナーの仕事をしていると「華やかな仕事で良いね」「とても幸せな仕事だね」と良く声をかけられます。

私もウェディングプランナーを志した時は、同じような気持ちでした。

もちろん、楽しいことばかりではありません。

失敗が許されないというプレッシャー、お客様からの無理難題な要望、結婚式には多くのスタッフが関わるので、一人一人の考え方の違いから、ぶつかることもあります。

そして、ウェディングプランナーは営業職です。営業成績もシビアに求められます。

厳しいこともたくさんありますが、それでも結婚式を造りあげる、この仕事は楽しいです。

こんなにも、たくさん泣いて笑える仕事って、他にないと思います。

私は、ウェディングの仕事を通して、多くの人と出会い、学び、大切な人生の糧となりました。

仕事内容

駅に直結するホテルに勤務していました。

チャペルが1つ、披露宴を行うバンケットが3会場、客室が150室、宿泊・婚礼・宴会等を承っており、従業員は200名程の規模です。

自分は営業部に所属し、ウェディングプランナーとして働いていました。

主な業務内容は、ブライダルフェアにお越しいただいたお客様の案内、新郎新婦さまと結婚式に向けた打合せ、それに付随する、資料・お見積り書・清算書の作成、引出物・演出商品などの発注等を行っていました。

やりがい

ありきたりな言葉かもしれませんが、お客様に「結婚式をあげて良かった。楽しかった。」「担当してもらえて良かった」と言ってもらえることが何より嬉しかったです。

たくさんの打合せを重ねるうちに、新郎新婦様の人生や人柄を知り、思い入れも強くなっていきます。

いよいよ結婚式本番!ウェディングドレスに身を包み、ベールダウンをするお母様に手をとられて入場していく。

そんな花嫁を送り出すときが、いちばん感慨深かったです。

向いてる人

何よりも、コミュニケーションスキルが求められます。

お客様だけでなく、取引業者様、結婚式に関わる全てのスタッフと円滑に付き合わなければいけません。

多少の口の上手さも必要かと思います。

ルーティンワークを求めている方、メンタルが弱い方は向いていないかな、と思います。

働きやすさ

女性ばかりの職場で怖そう。と良く言われましたが、自分がいた会社は、そんなこともなかったです。

結婚式担当者が忙しそうなら声をかけたり、助けてもらったり、互いに協力し合うことが出来ました。

ただ、働ける時間に制限のある、子育て中の方にとっては、働きずらい環境かと思います。

自由に働ける人に、しわ寄せが。。と不満の声はありました。

給料・年収

20代から30代半ばまで、15年程働いていました。

ブライダル業界は給料が高くないと言われていますが、本当にその通りで、手取りで20万円程。ボーナスも微々たるものでした。

成果報酬ではなかったので、月収が変動することもありませんでした。

大手のブライダル会社なら、もっともらえるのかもしれませんが。

休日・待遇

お客様との打合せの予定にあわせて、休日を返上したり、変更することも多くあります。

結婚式がない土日でもブライダルフェアを開催しているので、休みになることはありません。

ゴールデンウイークなど長期休暇もありませんでした。勤務時間も変則的で、趣味仕事。となりがちです。

成長・将来性

これからのブライダル業界は、大きく変わっていくと思います。

少子化によって、結婚式の数も減っていくでしょうし、大金をかけて盛大な結婚式をあげることにメリットを感じにくくなっています。

今まで以上に、自分達らしい結婚式を求めて、フリープランナーに依頼したり、自己実現のためにお金を使う。

そんな結婚式になっていくのではないでしょうか。

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