レーサーのやりがい・楽しさ・魅力
レーサーのやりがい・楽しさ
レースに勝つことの喜び
レーサーの最大のやりがいは、出場したレースで勝つことにあります。
レーサーにもさまざまな業種がありますが、最大の目標であるレースでの勝利を達成したときの充実感は共通しています。
レースに勝利するにはマシンの操作は単にアクセルを踏みこめばいいだけではなく、高度なドライビングテクニックが必要です。
複雑なコースに応じたシフト操作はもちろん、ハンドル、アクセル、ブレーキを的確に操作し、スピードを維持しながらも安全に走行することがレーサーには求められます。
レースに向けて勝利するためのイメージを描き、テスト走行で試してさらにプランを修正していきます。
思い描いた通りのレース運びで勝利できれば、次のレースへのモチベーションも高まります。
チームで勝利を目指して戦える
F1などのカーレースは、個人ではなくチームでの戦いです。
レーサーのドライビングテクニックだけでなく、車体のデザインからエンジンの性能、調整、タイヤの選択なども大きくレース結果を左右します。
レーサーはレースに出場するだけでなく、チームの一員としてエンジンの調整やタイヤの選択などにも深く関わります。
レーシングチームの一員としてチームスタッフとともに勝利を目指して戦えることも、やりがいや楽しさを感じられる部分です。
また、レースに参加するには多額の費用が必要となるため、レーシングチームにはスポンサーの存在も欠かせません。
スポンサーはチームやレーサーを信頼して資金を提供してくれるわけですから、その期待に応えるために戦うこともやりがいです。
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レーサーの魅力
好きな車やバイクを職業にできる
F1レーサーやオートレースの選手など、レーサーを目指す人は車やバイクが好きな人が多いです。
趣味として車やバイクを楽しむ人は多いですが、好きな車やバイクをそのまま仕事にできるのは幸せなことです。
カーレースの最高峰であるF1を走った日本人レーサーは、これまでに計20名ほどしかいません。
F1にフル参戦したレーサーとなると、鈴木亜久里、片山右京、佐藤琢磨といった有名レーサーのみでわずか10名ほどの狭き門です。
オートレースの選手でもそうですが、好きな車やバイクで高みを目指して戦えるのはレーサーの大きな魅力です。
多くのモータースポーツファンの注目を浴びる
自動車産業の発達した日本では、自動車は身近な存在で、カーレースも人気の高いスポーツです。
業界全体としてドライバーへの期待は大きく、常に注目を浴びることはカーレースのレーサーの魅力のひとつです。
F1の鈴鹿グランプリにはかつて、フリー走行、予選、決勝の3日間で30万人以上のファンが集まりました。
現在は日本人ドライバーが参戦していないためF1の観客数は減少傾向にありますが、それでも3日間で20万人ほどの観客が集まります。
熱い走りを見せてレースに勝利すれば、多くのファンが熱烈な声援を送ってくれます。
世界を舞台に活躍できるトップレーサーになれば収入も大きく増え、F1のトップレーサーともなれば数十億の契約金を手にすることもあります。
オートレースでもトップクラスの選手は年収1億円以上の収入があり、実力があればかなりの収入が期待できるのもレーサーの魅力です。