入国警備官の勤務時間・休日

勤務体系の種類

入国警備官の勤務体系は、大きく分けると「定時」と「シフト制」の2種類があります。

入国警備官の勤務地は、おもに地方出入国在留管理局、空港や港にある出張所、入国管理センターになりますが、配属された職場や担当業務によって勤務体系が異なります。

たとえば「空港での調査業務」を担当する場合には、早朝や深夜にも外国人の出入国があるためシフト制での勤務が必要です。

シフト勤務の場合には、労働時間は1週間あたりで38時間45分と定められています。

一方、定時で働く場合は、1日あたり7時間45分が勤務時間となります。

入国警備官の勤務時間

入国警備官の勤務体系は配属先によってさまざまで、9時から17時ころまでの日勤のところもあれば、早朝勤務や深夜勤務を含むシフト制が採用されているところ、当直勤務があるところもあります。

そのため、時には不規則な生活リズムを強いられる可能性もあることは覚悟しておく必要があるでしょう。

また、取り調べが長引いたり、違反者の摘発をおこなう場合などは、仕事が時間通りに終わらないことも珍しくありません。

日勤で働く場合においても、勤務時間は不規則になる傾向が強いといえます。

入国警備官の休日

入国警備官の休日は、土日祝日が休みの週休2日制です。

休日に出勤することは基本的にありませんが、摘発や送還などの業務が入る場合もあります。

ただし、シフト勤務体制をとっている職場の場合は必ずしも土日祝日が休日となるわけではなく、4週間につき8日の休日と定められています。

休暇に関しては、年間20日の有給休暇(4月採用の場合、採用の年は15日)のほか、夏季休暇や結婚休暇などの特別休暇、病気やけがによる療養期間に使える病気休暇、ボランティア休暇などがあります。

最大90日間の介護休暇も取得可能です。

それ以外にも、子どもが1歳になるまでは、共済組合から手当てをもらいながら休業が可能な育児休業制度があるなど、手厚い休暇制度が整っています。

入国警備官の残業時間

「公務員だから定時で帰れそう」と思うかもしれませんが、入国警備官の仕事は予想していなかった業務が突如発生することも少なくありません。

外国人違法者に関する情報が入れば、業務時間に関わらず調査にあたらなければいけない場面もあります。

特に違反者の摘発をおこなう場合などは、定時の時間に関係なく業務を遂行する必要性があるでしょう。

このように残業が発生する場面は比較的多いといえますが、所定の勤務時間を超えた分はしっかりと残業手当が支給されます。

入国警備官に夜勤はある?

入国警備官は9時ごろから17時ごろまでの日中に働くのが基本ですが、違反者の摘発など、業務によっては早朝や深夜に仕事をおこなうこともあります。

また、違反者を収容する入国管理センターの警備など24時間体制での業務が必要な職場では、交替制勤務(昼間勤務と昼夜間勤務)で対応しなければいけません。

日勤だけでなく、夜勤で働くことも覚悟しておく必要があるでしょう。

なお、交代制勤務の場合は出勤の翌日が非番となり、実質休みとなります。

入国警備官は忙しい?激務?

入国警備官は全体の人数も決して多くないため、限られた人数で案件を確実にこなさなければならず、職場によってはどうしても残業が多くなりがちです。

担当業務によっては深夜や早朝の業務も避けられないため、体力的な厳しさを感じることもあるでしょう。

とくに年末年始やお盆休みといった出入国者の増加する時期は繁忙期となり、その期間は連日帰るのが遅くなってしまう可能性もあります。

入国警備官の休日の過ごし方

入国警備官が日頃相手にするのは、言語も文化も日本とはまったく異なる海外の人たちです。

そういった外国人を相手に「摘発」や「収容」などのプレッシャーのかかる仕事を遂行しなければいけないため、無意識のうちにストレスを溜め込んでしまう人も多いでしょう。

そのため、休日には友人と会ったりのんびりショッピングを楽しんだりと、しっかりオン・オフを切り替えている人が多いようです。

シフト勤務の場合は休みが平日になることも多いため、土日の混雑さを避けながら出かけられるといったメリットもあります。

入国警備官の1日のスケジュール・生活スタイル