バレリーナに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

バレリーナに向いている性格・適性

バレエを踊ることが大好きな人

バレリーナに向いている人は、バレエを踊ることが大好きな人です。

バレリーナになるための目安は、週5日のレッスンを8年以上続けることといわれているので、続けるだけの情熱があるかがポイントでしょう。

バレリーナとしてデビューしてからも、日々の身体のメンテナンスなどを含めてバレエに24時間ささげる情熱がある人が最適です。

コツコツ練習できる人

毎日、コツコツと基礎練習を続けられる性質は、バレリーナの絶対条件といえます。

華やかな舞台に出演する裏側では、日々の地味な反復練習を続けなければ、成長はありません。

誰も見ていなくても、練習の中で自分自身の成長を見つけて楽しさや喜びを感じたり、目標のために前向きに努力できる人が向いているでしょう。

強い意志がある人

バレリーナになるには、困難を乗り越えられる強い意志のあることも大切です。

海外のバレエ学校では、資質を持った生徒だけが入学を許されますが、日本では誰でもバレエを勉強し、バレリーナを目指すことができます。

逆にいえば、日本では生徒はお客さまの立場であることから、どの国よりも厳しい現実にあるともいえるのです。

海外のバレエ学校では国が教育のために資金を出すため月謝も必要なく、レッスンに必要なレオタード、トウシューズもすべて支給されるため、甘い考えでバレエに取り組む生徒はいません。

日本では、一緒にレッスンしている人の全員がバレリーナを目指しているわけではないため、その環境の中で自分の意志を貫きバレリーナを目指せる強い意志が大切です。

バレリーナになるには

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す(PR)

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

バレリーナに必要なスキル・能力

芸術的なセンス

バレリーナは振付家の理想とする作品を身体で表現する仕事であるため、芸術的なセンスが求められます。

リズムに合わせて踊る音楽性や、作品のイメージや役の感情を表現する表現力など、総合的なセンスが問われるので、レッスン以外でも勉強しておくとよいでしょう。

また振付家から要求されることに対して、柔軟な理解力も大切です。

身体の柔軟性

踊りを美しく見せるバレリーナは、身体の柔らかさも必要な能力のひとつです。

バレエの基本ポジションには股関節の柔らかさ、安定した踊りを踊るには足首の柔らかさ、トウシューズを履いて爪先立ちしたときにきれいな足のラインを見せるには足の甲の柔らかさも求められます。

生まれつき体が柔らかい骨格を持った人は有利ですが、もともと身体が硬くても、毎日のストレッチで身体を柔らかくすることは可能です。

多くのバレリーナはより美しく身体のラインを見せるために、日々ストレッチをして柔軟性を高めています。

バレエ向きの体型

さらに美しいバレエ向きの体型であることも、能力のひとつといえるでしょう。

顔が小さくて、手足が長くてほっそりした体型は、バレリーナとしての資質です。

上品で美しい姿が大切なので、筋肉のつき方に気を使ったり、体重が増えないように多くのバレリーナが体型維持に気をつけています。

そのほか瞬発力のある筋肉と、ゆがみのない骨格も必要です。

自分をコントロールできる

バレリーナは体型維持はもちろん、長時間踊り続けられる精神力を保てるように自分をコントロールできる能力も大切になります。

ストレスがかかりすぎて内臓に疲れが出てしまう人もいるので、外見だけでなく心身の内側からもケアできる人が向いているでしょう。

バレリーナに向いていないのはどんな人?

バレリーナに向いていないのは、コツコツと努力することが苦手な人です。

バレエは地味な基礎練習の反復ができなければ、上達できません。
すぐに近道しようとせずに、練習に休まず参加して、毎日ストレッチをするなど日頃の努力が大切です。

確かにバレエは柔軟性など身体的な条件も求められますが、適正な訓練を続けることによってある程度克服できるので、バレリーナになることは決して不可能なことではありません。

ただしそのためには、指導力のある教師のもとで勉強することが条件です。

どんなオーディションやコンクールでも自信を持って勝ち抜けるスキルを身につけ、多くのお客さまを魅了するバレリーナになるイメージを持ち続けることが大切です。