焼結は危険がつきまとう仕事
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 3.50
- 仕事内容
- 4.00
- やりがい
- 3.50
- 働きやすさ
- 3.00
- 給料・年収
- 2.50
- 休日・待遇
- 3.00
- 成長・将来性
- 3.00
- メッセージ
-
爆発する恐れのある危険なガスを使用して仕事をするため、基本的には設備任せな仕事で、作業者が行う作業というのは知れている。
なので、やりがいというものはない。慣れるまでには数年かかるが、ある程度慣れてしまえば誰でもできる。
慣れるまでに数年かかる理由は、メンテナンスやトラブルを把握、理解するまでにそれぐらいかかるという理由。
勤務していてもトラブルに当たらなければ、ずっと知らないまま。メンテナンスも、何年も当たらない作業はずっと当たらない。
- 仕事内容
-
焼結炉に製品を投入し、焼いて製品を固める仕事。
危険なガスを使用しているため、設備がトラブルを起こした時には適切に対処をしないと、爆発してしまう。
また、対処次第では設備に投入されている製品のほとんどが不良品となってしまうため、責任がすごくのしかかる。
基本的にこの仕事の他に違う仕事を組み込まれて作業をするが、この設備の近くで作業できる環境なら目に入って確認もすぐにできるだろうが、自分の職場は離れているため正常に動いていないとトラブル時の確認ができない。
- なるには
-
求人広告を見て、たまたま自宅の近くに会社があったので、試しに受けてみたら受かり、配属された。
苦労したことは、最初について教えてもらった人が、かなりのスパルタだったので、辞めようと思いながら続けたが、今になっては良かった。
- やりがい
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正直、魅力というものはない。
汚れ作業で焼結炉の付近で基本的に作業をするので冬は暖かくて良いが、夏場が地獄のように暑い。
半袖の作業着で作業をする時は気をつけなければならない。
皮膚が熱い設備などに当たった場合、火傷で済まない場合もある。
最初はどの仕事でも慣れている人についてもらって仕事を教えてもらうと思う。
達成感とはまた違うかもしれないが、完全に1人で作業をし、すべての仕事をこなすことができるようになった時は、うれしかった。
- つらいこと
-
1人作業なので、基本的に1人ですべての焼結業務をこなさなければならない。
次の勤務者が来る頃には、基本的には業務をこなして引き継ぐ。
夜勤は工場の建物内に完全に1人なので、なにかしらケガや倒れたりしたら、誰にも発見されない。
- 向いてる人
-
真面目でルールを守れるきっちりした人でないと、トラブル処置をいい加減に行うような人は、設備が爆発する恐れがある。
また、トラブルでも慌てふためく人、パニックになる人は向いていない。冷静に対処できる人でないと怖い。
- 志望理由
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別に目指してこの仕事に就いたわけではない。
実際に働いて感じたことは、結局仕事というのは他の人次第ということが分かった。仕事がきつくても周りの人が良かったら耐えられる。出世も上司次第ということがわかった。
- 働きやすさ
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働きやすさはお世辞にも良いとは言えない。
現在の上司は焼結経験がなく、知ろうという気も経験してみようという気もない。すべて現場任せ。
なのに、文句だけは言ってくる。現場作業者はただのコマ扱いな職場。待遇が悪い。
- 給料・年収
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自分は4日いって1日休みという勤務体系で、3交代制なので、朝から夕方。夕方から夜中。
夜中から朝方という勤務時間を休みがあけるごとにずれていく勤務体系で働いている。
夜勤をしているにも関わらず、そんなに給料は高くない。
残業も基本的にはないので、2交代勤務で残業がたくさんあった方が給料が良い。
問題なのは、休みが1日しかないということ。なので、疲れがまったく取れない。休んだ気がしない。
休みの1日で消化したいことをこなそうとしても、体は疲れて体力が続かず、眠気もあり、やりたいことがこなせない。
- 休日・待遇
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有給休暇は取りやすい。出せば基本的にOKで、きちっと有給日に休める。
交通費は会社と自宅との地図上での直線距離分しか支払われない。
安全靴は1000円となぜか有料であり、歩きまわる現場作業者は靴の消耗も激しい。
- 就職・転職
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面接ではずっと現場作業でも良いかとうことや、残業はできますか。他の工場に配属になっても良いですかということを聞かれた。
もちろん、答えとしてはすべてできますと答えたが、残業は任意。
やるかやらないかは自分次第。
- 恋愛・結婚
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女性にはむかないと思う。見たことがない。手で持つものが重かったりする。
また、移動距離も設備の入り口から出口まで歩くという往復作業がメインであり、立ちっぱなし作業なので、体力も必要となってくる。
恋愛などはわからない。
- 成長・将来性
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やりがいもたいしてなく、同じことを毎日こなすだけの仕事なので、それが苦にならない人は良いが、色々なことを経験して成長したい人には向いていない。
将来性も3Dプリンターが普及して当たり前になれば、必要性もない。