See the world!! ~②外資系客室乗務員の生活はどんな感じ?~
皆さま、こんにちは!
外資系キャビンクルーキャリアコンサルタントのhanaです。
前回の第一回目では、
①「外資系客室乗務員のお仕事とは?」
についてお話しました。
第二回目は「外資系客室乗務員の生活はどんな感じ?」です。
それでは、どうぞお付き合いください♡
・どこに住んでいるの?
・一ヶ月のスケジュールは?
・休日の過ごし方について
≪過去記事はこちら≫
①「外資系客室乗務員のお仕事とは?」
どこに住んでいるの?
実はこれ、とても良く聞かれる質問です。
日系航空会社の客室乗務員は、日本に住んでそこからお仕事で国内外に向かいますね。
では外資系航空会社の客室乗務員の場合はどうでしょうか?
答えは...
半数がその航空会社が拠点としているところに住むことになりますが、外資系航空会社の日本人客室乗務員でも日本に住むことが可能な航空会社もあります。
では具体的に見ていきましょう。
✈シンガポール航空:シンガポール
✈エティハド航空:アブダビ(UAE)
✈エミレーツ:ドバイ(UAE)
✈カタール:カタール
✈フィンエアー:フィンランド
✈キャセイパシフィック航空:香港
✈ルフトハンザ:ドイツ
✈ベトナム航空:ベトナム など
✈大韓航空
✈アシアナ航空
✈KLMオランダ航空
✈SASスカンジナビア航空
✈エジプト航空
✈チャイナエアライン
✈エバー航空
✈ガルーダインドネシア航空 など
前回の~①外資系客室乗務員のお仕事とは?~の記事で、「どの路線を飛ぶの?」について触れましたが、
航空会社によって異なるため一概には言えませんが、だいたい日本ベースの外資系航空会社では日本人客室乗務員は日本線に多く乗務し、海外ベースの航空会社では日本線も乗務するがその他の路線にも乗務します。
外資系航空会社の客室乗務員を目指している方、興味のある方は、どこに住みたいか?で働きたい航空会社を決めてみるのも良いですね!
一ヶ月のスケジュールは?
私が以前働いていたエティハド航空での、1ヶ月のスケジュールを見てみましょう。
これは私がファーストクラスで働いていた時のものです。
1日 アブダビ→カサブランカ(モロッコ)
2日 カサブランカ→
3日 →アブダビ
4日 アブダビ→ジェッダ(サウジアラビア)→アブダビ
5日 OFF
6日 OFF
7日 アブダビ→ダラス(アメリカ)
8日 ↓
9日 ダラス→
10日 →アブダビ
11日 OFF
12日 OFF
13日 OFF
14日 アブダビ→ミュンヘン(ドイツ)
15日 ミュンヘン→
16日 →アブダビ
17日 アブダビ→カイロ(エジプト)→アブダビ
18日 OFF
19日 OFF
20日 アブダビ→サンパウロ(ブラジル)
21日 サンパウロ→
22日 →アブダビ
23日 OFF
24日 OFF
25日 アブダビ→デリー(インド)→
26日 →アブダビ
27日 OFF
28日 アブダビ→フランクフルト(ドイツ)
29日 フランクフルト→
30日 →アブダビ
こんな感じです。
24時間日夜関係なく乗務するので、日をまたいでのお仕事もたくさんありますが、
移動距離が多く体力を使うからか、普通の会社に比べお休みも自由時間もたくさんもらえます。
一ヶ月でこれだけ様々な国に行けるのはいいですよね!
旅好きの私には、本当に楽しいお仕事でした!
休日の過ごし方について
これだけのスケジュールでこなしていると、まず第一に体力回復が重要です!
体力回復=良く寝ればいい!
というわけではなく、実は24時間季節関係なく、北半球南半球を行き来していると、寝ても寝ても疲れがとれないのです...
これにはちょっとしたコツがあります。
15分でも20分でもいいから運動すること!
皆さま運動はお好きですか?
苦手な方も、休日にたった15分だけマシンを使って有酸素運動や筋トレをすれば回復する!思うと、意外と出来てしまいますよ♪
あとは、自由に同期とお食事に行ったりショッピングに行ったり、ドバイまでは車でたった1時間ですので、たまにはドバイにも行き、海外生活を楽しんでおりました。
そして3日以上お休みが取れた時は、近場のヨーロッパなどにも旅行したりしていましたね。
気軽にフラッとプライベートで海外旅行ができるのも、外資系客室乗務員の醍醐味のひとつです。
さて、今回は「外資系客室乗務員の生活はどんな感じ?」についてお話しました。
いかがでしたでしょうか?
次回は、「外資系客室乗務員にはどんな人がなれるの?」についてお伝えしたいと思います。
お楽しみに!