経理の仕事はやればやるほど面白くなります
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 4.50
- 仕事内容
- 4.50
- やりがい
- 4.50
- 働きやすさ
- 4.50
- 給料・年収
- 4.00
- 休日・待遇
- 4.50
- 成長・将来性
- 4.00
メッセージ-
某日用品メーカーの経理事務一筋で30年。
給与は決して高いとは言えませんが、仕事の面白さは感じています。
経理というと多くの人が難しいと思うかも知れませんが、最初はたしかに処理方法など覚えることで大変ですが、ある程度処理方法を覚えるとそれほど苦にはなりません。
むしろ仕事を覚えれば覚えるほど、面白さが出てきます。
それを最も感じるのが会社の決算書を読むときです。
最初は決算書は難しすぎてなかなか理解できませんが、仕事をやっていくうちに決算書が読めるようになります。
そして自社の決算書はもちろん、他社の決算書を読むと、色んな事が分かります。これから成長しそうな会社、ちょっと危なさそうな会社などが決算書を見て分かるようになり、世の中の動きも分かるようになって面白さを感じています。
仕事内容-
昔はひたすら会計システムへ入力、レポートの作成といった定型ワークをやっていましたが、今は管理職として出来上がった決算書について会議で報告したり、予算計画を立てるなど、経営戦略策定の中での役割を果たしています。
とりわけ重要なのが予算計画で、事業部から要求のあった予算を計画書に落とし込んで行くのですが、要求額をそのまま計画書に落とし込んで行くと予算オーバーになるので、要求額をどこまでカットするのか、とった調整を事業部としなければなりません。勤務地は主に都心部にあり、場所によっては地方にも営業所があります。
やりがい-
部下が成長していく姿を見るのが一番のやりがいです。
自分が教えた部下が成長して、立派に第一線で活躍している姿を見ると、嬉しい気持ちになります。
経理の仕事は地味な仕事なので、なかなかモチベーションを保たせるのは難しいですが、それでも私の教えをしっかりと受け止めて、日々、業務に励んでいる部下の姿を見るとそれだけでこの仕事の魅力を感じます。
私はあと5年ほど定年退職を迎えますが、私の精神をしっかり受け継いでくれる部下が多くいることが何よりも誇らしいです。
つらいこと-
予算調整はかなりの労力が必要です。
事業部が要求額削減をすんなり受け入れてくれることはまず無いので、そこをどう説得するのか、体力、話術、そして忍耐力が必要です。
なかなか削減に応じてくれない場合は、こちらから代替案を示すなどの妥協策も考えないといけませんので、事業部からの要求内容を十分に理解しておくことも大事です。
働きやすさ-
仕事中は黙々と業務をこなしているという感じですが、休憩時間になるとコミュニケーションが活発になります。
サークル活動や社員旅行、親睦会なども盛んなので、多くの仲間を作ることができます。
女性社員も多いので、女性でも働きやすいです。
給料・年収-
初任給は20万円程度。通勤手当、残業手当などの諸手当有り。
ボーナスは年2回支給。定期昇給は年1回。今は年収800万円ほどです。
社内にサークルがあり、私はテニス部に所属していましたが、さすがに年齢的に難しいので、5年ほど前にサークル活動をやめました。
休日・待遇-
休暇は十分に取得が可能です。希望すれば基本的に休暇の取得はできます。
年次有給休暇のほか、産前産後休暇、慶弔休暇、リフレッシュ休暇など、多くの休暇がありますので、仕事とプライベートの両立は十分可能です。