トリマーの「つらいこと」の経験談・口コミ
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動物が相手なので、暴れる犬、噛む犬、怖がって触らせてくれない犬も多くいます。
そのような場合に対処できるように、たくさんの練習が必要です。
そして、トリマーになるのであれば、噛まれてしまうことも仕方がないと思います。
シャワーなども、片手は必ず犬を安全に抑える必要があるため暴れる犬であれば、トリマーもびしょ濡れになることもあります。
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まず覚悟しておくのは、誰でも1度は犬に咬みつかれるということです。
経験を積んだ今では、犬のちょっとした動きや表情、目線、筋肉の緊張などを読み取り、咬もうとしてくることはある程度予測でき、避けることができるようになりました。
もちろん、犬が嫌がるやり方で作業しないなど、咬む状況を作らないことも大切にしています。
次に、犬にケガをさせてしまうこと。
ハサミやバリカンなどの刃物を使った作業中に犬が予期せぬ動きをして、ケガをさせてしまう可能性は誰にでもあります。
もちろん、自分の技術が未熟なせいでさせてしまうケガもあります。
ケガをさせてしまったら、飼い主さんに隠すことなく、正直に謝り誠意をもって対応しましょう。
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とにかく中腰の体勢が多いので体力勝負です。
相手は生きている動物ですので、無理強いせずに安全にトリミング出来るか神経も使います。
どうしてもシャンプーやリンスなどの薬液を使うので肌の弱い人やアレルギーを持っている人は手先がかなり荒れます。
実際にそれが原因で違う職業に転職した方もいました。