介護職員の「やりがい」の経験談・口コミ
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まずやりがいに関しては会話を通じて笑顔が見られるときが効果あったんだなと感じられます。
悩んでたことを解決してあげられたり、認知症のせいでトイレの場所がわからなくなってしまったとか困ったことを解決してあげることで笑顔が戻る瞬間がこちらも嬉しくなります。
車椅子の方もいらっしゃいますが歩行の練習などで一歩踏み出せた時などもやってよかったという達成感が得られますね。
相手は人間なのでそういった接客的なやりがいや達成感が大きいと思います。
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いろいろな症状や性格の高齢者の方々が共同生活を送っているので、それぞれに要望や思いがあっても自ら発信してくれる方ばかりではありません。
それぞれの方の立場に立って今どうしてほしいかをくみ取り、こちらから提案していくことも大切なことではないかと考えています。
ただの決まりきった仕事をするだけではなくて、相手の立場にたって考えながら働きかけていくことができる点にやりがいや魅力があります。
今は亡き高齢者の方とのエピソードがあります。その方は以前は紅茶を飲んでいたのに、紅茶をいつも入れてくれていた職員が辞めてしまって以来、紅茶を飲まなくなってしまいました。
それを知って私が何度か紅茶の提供を提案しても遠慮されていたのですが、ある時ふいに承諾して飲んでくださいました。
それがとても美味しかったようで、それ以来私の入れる紅茶を楽しみにしてくださるようになり、「本当にありがとう。あなたが居てくれて良かった」と声をかけてくださいました。
相手がしてほしい事、それがいつも上手くくみ取れることばかりではありませんが、この時のお礼の言葉は本当に嬉しく、この仕事のやりがい・魅力の一つであると感じています。
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特別養護老人ホームは、基本的に認知症の方々が多いので、名前や顔を覚えてくれる人は少ないです。
なんだったら、何故ここにいるのか覚えていない方もいたりします。
その中で介助やレクリエーションを通して、顔だけでも覚えてもらえるととても嬉しく、やりがいが出ます。
また、トイレやお風呂は性別問わず恥ずかしいと感じる方もいらっしゃいますが、それでも○○さんだと安心するから、○○さんにお願いしたいなどと言って貰えたりと、信用してもらえると本当に楽しいです。
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高齢者保証のサービスは大きく分けると「老人福祉制度」と「老人医療制度」から成り立っており、従来はこの2分野はそれぞれ独自のサービスを提供していました。
しかし、福祉と医療の連携が取れていなければ本当に充実したサービスは提供できません。
そこで介護保険制度では福祉サービスと医療サービスの統合化を図り、共通の窓口でどのサービスの申請もできるようになりました。
これによって利用者が従来より少ない手続きで多くのサービスを受けられるとともに、医療と福祉それぞれの専門家の連携が取りやすくなり、より多様で柔軟な対応ができるようになります。
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認知症のある高齢者の方に見られる行動。
介護拒否や不眠、一人歩き(徘徊)や家に帰りたいという訴え(帰宅願望)、物の取り込み等。
これらの行動には理由があり、介護士のケア方法、関わり方によって解決できる場合も多いです。
解決できた時は介護士としての達成感に満ち溢れます。
介護士同士、他の職種、家族と協力し、夜間不眠の人の原因を探し、対策を考えて、最終的に手を握ることで不眠の解消に至った時は、介護士冥利に尽きると感じました。
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この人(ご利用者)のために何ができるかチームで一生懸命考える。
そして、自分達が考えた事を実施し直接『ありがとう』で返ってくる仕事です。
誰かのために何かをした時の喜びを直に感じられます。自分自身の存在意義が感じられることも多いです。