中学校教師の「休日・待遇」の経験談・口コミ
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小学校の教師は、土日や長期休暇はしっかりと休めているということをよく聞きます。
私が勤務してきた中学校では、部活動指導があるため、土日であっても練習指導であったり、試合の引率等で時間を割かなければならない場面が多くあります。
土日に朝から夕方まで試合の引率を行ったとしても、支給される手当は微々たるものです。
この点を、今顧問2名制での役割分担や、外部顧問等に委託をしていくことで負担を軽減していく動きが模索されています。
基本的な社会保障は充実していますが、公務員は雇用保険の対象外なので退職したとしても失業手当を受給することはできません。
さらに、退職後に無償の職業訓練等を受講することも基本的にはできません。
そのかわりに自己都合退職であっても退職手当が一定額補償されています。
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中学校では何かしらの部活動を担当します。
運動部なら試合や練習のため土日のどちらかは仕事になります。
部活動がない小学校勤務であれば、土日は完全に休日になります。
休暇については、年間有給休暇が20日あります。
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特に中学校教員は休日にも部活動の指導があるので、プライベートの時間はあまりないと思います。
土日は両方休みがいいという方や、自身のプライベートを充実させたいという方は少し検討した方がいいかもしれません。
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週6勤務、場合によっては週7勤務になります。
私の勤務校の場合、有休に関しては初年度から20日間ついていましたが、まともに使えません。
急なトラブル、病気の場合などはもちろん使えますが、基本的に毎日授業が入っているため、事前に有休を取得しようと思うと、授業変更などで周りの教員の助けがかなり必要になります。
昨年度より有休を5日以上取得しなければならないことになりましたが、調整に大変苦労しており、取らなければ済む方が楽なくらいです。