入国審査官の1日のスケジュール・生活スタイル
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入国審査官の業務スケジュール
入国審査官は「国家公務員」ではありますが、その業務スケジュールは「勤務先によって大きく変動する」という特徴があります。
例えば大規模な国際空港の場合、24時間飛行機が発着するため、入国審査官も夜勤や早朝勤務が必要になるのです。
勤務先も全国の空港や港、管理局の事務職や外務省に出向しての在外公館勤務などさまざまであり、勤務先によって勤務スタイルが大きく変化するため、勤務スタイルの変化に伴う生活スタイルの変化に耐えられる体力や精神力が必要になります。
ただし、勤務時間は1週間あたりで38時間45分、休暇も4週間につき8日と定められているので安心です。
なお、現在、政府は観光立国としての様々な施策を推進しています。
その一環として、外国人観光客増加に対応できる体制を整え、入国審査官の働く環境も改善しよとしています。
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ある空港で働く入国審査官の1日
空港や港で働く入国審査官の業務スケジュールは、勤務先で決めたシフト表に従って進められます。
仮眠があるとはいえ拘束時間は24時間以上、なかなかハードで縛りの多いスケジュールであるといえますが、入国審査官という責任の重い仕事をこなすためには、こうした厳しい業務スケジュールもしっかりとこなさなければならないのです。
入国審査官の生活
残業は覚悟しなければならない
入国審査官の仕事量は、対応しなければならない渡航者の数に比例します。
「日本から海外に渡航した人の帰路」「海外からの渡航者」が増えるほどに、入国審査官の仕事量も増える傾向にあるのです。
観光地としての日本の価値が認識されるにつれ、日本に旅行に来る外国人も増える傾向にありますので、渡航者の審査を行う入国審査官の仕事も増え、残業をしなければならないケースも多くなるでしょう。
勤務環境は改善される可能性がある
とはいえ、日本政府としては、入国審査にかかるストレスを少しでも軽減したいと考えています。
具体的には「入国審査官を増やす」「入国審査ブースを増やす」といった方法で、少しでも効率よく入国審査を進めたいと考えているのです。
この傾向は、入国審査に携わる入国審査官にとっては1人1人の負担を軽減することに繋がりますので、勤務環境が改善される傾向にあることを期待できます。