コンビニ店長への転職
求人量は比較的多い
「別の仕事からコンビニ店長になりたい」と思うのであれば、まずはインターネットなどを利用して、求人を探してみるとよいでしょう。
結論からいうと、最近は複数店舗を経営するオーナーが増えていることから、コンビニ店長の求人は比較的多く見受けられます。
とくにコンビニの店舗数が多い大都市圏で、店長の求人を見つけることはさほど難しくないでしょう。
知り合いのツテでオーナーから声をかけられ、店長になるという例もあるようです。
しかし、この業界で目立つのが「店長候補」として募集されるケースです。
この場合、いきなり店長になるのではなく、数カ月間程度の試用期間を経て、問題なく店長が務められると判断されれば店長になることができます。
試用期間中はアルバイトの形で働くことも多く、給与についても時給制で、一般的なアルバイトスタッフと同様に決して高くない場合があるため注意が必要です。
20代で正社員への就職・転職
オーナーになって店長を務めることも可能
また、もし資金力や経営ノウハウに自信があるのであれば、自らオーナーとなってコンビニを経営し、同時に店長として働くことも可能です。
フランチャイズに加盟することで、開業は比較的簡単に実行することができます。
この場合は雇われて働くという形ではなく、自ら経営者として店を動かしていくことになります。
転職に踏み切る前に
コンビニ店長への転職を考えている人は、「自分で責任持って店を動かしたい」「いずれは独立してオーナーになりたい」など、さまざまな夢を抱いているかもしれません。
しかし、いざコンビニ店長になったとしても、店長のハードワークぶり現実の厳しさに耐えられなくなり、すぐに離職してしまう人も少なくないといわれます。
コンビニ店長はつねに売上を出すことを求められるのはもちろんですが、クレーム対応など精神的ストレスのかかる仕事もたくさん担わなくてはなりません。
また、思うようにアルバイトスタッフが集まらず、結果的に店長が休日返上で働くと例もしばしばあるようです。
こうした仕事の厳しさや苦労、実態までよく理解したうえで、本当にコンビニ店長になりたいのか考えてみたほうがよいでしょう。