大学と短期大学、専門学校の学費の違い

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高校卒業後に進学する学校の種類として、主に大学、短期大学、専門学校(専修学校の専門課程)があります。

すぐに仕事に結びつく技能を身につけたいのか、専門的な知識を学びたいのか、目的によって選ぶ学校は違います。2年制より4年制の方が、期間が長い分、学費はかかります。ただ1年間の学費は、学ぶ学科によって大きな開きがあります。

自分の進学したい学校は、いったいどれぐらい、学費が必要なのでしょうか?

学校に納める学費の中身は?

合格してから学校に払うお金には、入学金(入学料)と授業料とがあります。また学校や学科によっては、設備費や実習費も授業料といっしょに納めます。

入学金は、入学した年度だけ必要です。第一志望の合格発表前に、とりあえず入れる学校を確保しておきたいとき、入学金だけ支払う場合があります。第一志望の学校に合格したため、その学校に入学しなかったときは、返ってこないお金です。

授業料は、前期・後期に分けて納めるのが一般的です。経済的な事情で、まとめて払うのが難しい場合は、分割して納めることができる学校もあります。

設備費や実習費は、一般に文系より理系や技術系の学校の方が高くなります。

4年制大学・短期大学の学費はいくら?

高校を卒業した人の半分近くが大学へ、5~7%が短期大学、15%程度が専門学校に進んでいます。

4年制大学には、国公立と私立があります。入学金はほとんど変わりませんが、国公立の授業料は私立のおよそ三分の二です。

国立大学には標準額という授業料の目安が定められており、ほとんどの大学が、標準額を授業料としています。

公立大学もこれに準じるところが多くなっていますが、入学金は市立大学なら、その市の住民は安くなっています。これは、大学に市民の納める税金が使われており、その地域で活躍する人材を育てようという目的があるからです。

短期大学は、4年制より少し授業料の年額は安くなっています。ただ、短期大学から、4年制に編入を考えている人は、4年分の学費をどう用意するかを考えておきましょう。

学ぶ内容も学費も、学科によって大きく違う専門学校

専門学校は、職場ですぐに使える知識や技能を身につけるところです。

美容師調理師、簿記会計、パソコン、保育や福祉、工業技術、ファッション、アート、音楽など、あらゆる職業に合わせた学科が選べます。公立の専門学校は、看護系が大半です。

2年制のほかに3年制、4年制で、高度で専門的な内容を学ぶ課程もあります。2年制以上は大学に編入学したり、4年制は大学院に進学することも可能です。

学費も年間授業料など30万円ぐらいから100万円を超える学校まで、さまざまです。とくに社会のニーズに応えるため、最新の設備で学ぶような学科では、4年制大学より学費が高くなることもあります。

また最近は、4年制大学を卒業しても就職が厳しいため、専門学校の人気が高く、短大・大学を卒業してから専門学校に入学して、就職する人もいます。

たとえば看護師になるには、高校卒業後の進学先として、公立や私立の専門学校のほか、短期大学や4年制大学の看護学部など、いく通りかのコースがあります。

また社会的ニーズが高い保育や福祉、情報技術などの分野は、専門学校・大学ともに学べる場が増えています。

卒業するときに身についている知識や技能を比べたり、卒業生がどのように働いているかを知り、学費と照らし合わせて、自分に合った学校を選びましょう。

大学・短期大学の入学料・授業料

学校の種類や学ぶ分野によって学費は大きく異なります。金銭的負担が少ない国公立大学は、難易度が高いことが多いので、志望する場合には早めに対策しておきましょう。