【アンケート】仕事選びで大切にするべき点は何ですか?

仕事選びにおいて、あなたはどんな点を重視したいですか?

やりたい仕事ができるか?休みがしっかり取れるのか?安定した給料がもらえるか?など、人によって、いろいろな意見が出ることでしょう。

そこで今回キャリアガーデンでは、社会人経験のある人たちに、仕事選びのポイントについて聞いてみました。

この記事では、皆さんから寄せられた声をまとめて紹介しています。

これから社会に出る学生さんも、すでに働いていて転職を考えている人も、今後の仕事選びの参考にしてみてください。





人間関係

仕事では、上司や部下、同僚などとの人間関係を避けて通ることはできません。

だからこそ職場で日々ストレスなく前向きに過ごすためには、人間関係が何よりも大事と考える人は多いようです。

もちろん入社してからでないと見えない部分もありますが、インターネット上の情報だけでなく、入社前に職場見学などで雰囲気をチェックするとよいという声がありました。

良好な人間関係が何よりも大切

職場で良好な人間関係が築かれていないと協力しながら仕事をすることができず、作業効率に悪い影響を及ぼします。

コミュニケーションも円滑に取れないので、仕事をするうえで精神的なストレスも感じやすくなります。

良好な人間関係が築かれている仕事を選択することができれば、お互いに協力しながら仕事を行えるので、協力性や達成感を感じられます。(ともきち 34歳 男性 フリーランス)

人間関係を重要視しよう

仕事選びは、職場の人間関係が一番大切です。

ぎこちない人間関係で、よい仕事をクリエイトできることはありません。

しかし、その逆はいくらでもあります。

そのため、職場見学をシークレットでさせてもらい、人間関係をしっかり確認しておきましょう。

職場見学を断る職場は、避けた方がいいかもしれませんね。(ハル 34歳 男性 エンジニア)

似たタイプの就活生がいるか、尊敬できる社員がいそうかチェック

会社選びのポイントは、自分と似たようなタイプの就活生、または尊敬できる社員がいるかどうかです。

仕事の内容や福利厚生も最低限チェックすることが大切ですが、よく会社に入ってから悩むことの上位にあがるのが人間関係です。

就活のイベントなどで出会う就活生をみて、自分とタイプが全く違う人が多かった場合、入社後にストレスを感じてしまう可能性が高いです。

また、その会社の人が、自分の将来目指したい姿と大きくかけ離れている場合も、その後のキャリア構築で悩んでしまうことが多いです。

会社の情報収集をする際に、インターネット上の情報だけでなく、実際のイベントや面接で会う人がどんな人なのかも気にしておくことをおすすめします。(茶豆 27歳 女性 会社員)

仕事内容・働き方・待遇

初めて就職活動をするときは「どこの会社に勤めるか」に目を向けてしまいがちですが、その場所で実際にどんな仕事をするのかまでしっかり調べておくことが大切です。

また、働き方や待遇も、職場によってさまざまです。

入社後に「こんなはずではなかった…」と思うことがないように、これらの情報をよく確認しておくべきという声も集まりました。

立ち仕事か座り仕事かが重要

今現在、私は立ち仕事をしているのですが、やはりどうしても足が痛くなってしまいます。

最初に比べれば慣れますからマシになりますが、それでもそれなりの痛みはあります。

ですから、仕事選びでは立ち仕事か座り仕事かを確認しておくようにしてください。

お給料の額が少しくらい下がったとしても、座り仕事の方をお勧めします。(たけし 35歳 男性 製造業)

仕事内容についてしっかりと調べたほうがいい

やってみたい仕事、なりたい職業を探すとき、どのような内容の仕事をしているのかをしっかりと調べるようにした方がいいです。

なぜなら、今のイメージだけで仕事を選んでしまうと、就職をした時に「え? こんなこともしないといけないの?」というような業務に携わることもあり、入社前とのギャップに悩んでしまうことが出てくると思うからです。

そのため進学先を考えるとき、やりたい仕事はどのような仕事内容なのか、進学先でどのようなことを勉強した方がいいのか、どのような場所に行けばいいのかなどを具体的に調べ、自分なりに考えておくことをおすすめします。(マスかっと 31歳 男性 システムエンジニア

日々の残業をチェックした方が良いです

毎日のように残業している会社は「ブラック企業」の可能性があるので、残業時間のチェックは必要です。

サービス残業などについて、インターネット上で調べてみましょう。また、夜中に会社を見に行くことや社内の明かりがついていることなどでもチェックすることができるのでお勧めします。

残業代が出る会社はしっかりとしているので、一概に残業が悪いとはいえません。
(てんか 27歳 男性 会社員)

休日や有休がきちんととれるかを見極めたほうがいい

ズバリ休日や有休がきちんととれるかどうかです。

なぜならば、いくら会社の業績が良くて月収が高くても、休日が全く取れなければ心身ともに支障をきたしてしまうためです。

最終的に身体を壊してしまったら、働くことができません。

月収にもこだわりたいところですが、なるべく週休二日、きちんと休みがある企業に入社したほうが、長年働くことを考えると良いと思います。(らぐみ 41歳 女性 フリーランス)

休日を確実に取れる会社かどうかが大切です

どの分野の仕事に就くとしても、休日を確実に取れるか、また時間外労働を美化した会社でないかを確認した方が良い思います。

なぜならば、仕事のオンとオフを分けることはとても大切なことだからです。

この切り換えができなければ、嫌なことがおきてもマイナス思考をずっと抱え続け、疲れ果ててしまいます。

休日とは、仕事から解放され、自分を取り戻す時間を持つことで「また頑張ろう」と思うための、とても大切な時間だからです。(まめすけ 45歳 女性 契約社員)

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適性・向き不向き

いくらやりたいと思う仕事であっても、それが自分にとってものすごく苦手なことであったら、だんだんと仕事を続けるのが苦痛になってしまうかもしれません。

仕事選びに失敗しないためには、自分の性格を把握したり、どのようなことに向いているかを分析したりしたうえで、選んだ方がよいという声がありました。

外向型か内向型、自分の性格に合わせて選択

仕事選びにおいて重要なのは、自分が外向型か内向型かを見極めることです。

この見極めに失敗してしまうと、仕事が長続きせず、すぐに職場を変える結果となってしまいます。

仕事は大きく言って、外に出る仕事と内にこもる仕事の2種類に分かれています。

外に出る仕事は営業職のように、他人と交渉し、モノやサービスを売るのがメインの仕事です。

一方、内向型の仕事はエンジニアが代表格で、工場や研究所にこもって作業をすすめる働き方です。

既に学生生活を通して、自分がおしゃべり好きで社交的なタイプか、あるいは内にこもって1人で作業をすすめるのが得意なタイプなのか、見極めがつくはずです。

その本人の性質をきちんと見極めて、外に出る仕事か、内にこもる仕事かを選択すると良いでしょう。(さんたくらら 42歳 男性 会社員)

やりたい仕事と向いている仕事は分けて考えよう

仕事選びで大切なのは、自分のやりたい仕事と向いている仕事は違うかもしれないということを覚えておくことです。

私は、英語が好きで中学の英語教師になりましたが、教えることはまったく向いていませんでした。

自分のペースでコツコツやることが向いているとわかったので、教師を辞めて翻訳の仕事をしています。

自分の夢とは別に、どういう仕事に向いているかを考えておくことは将来とても役に立つと思います。(ちろる 38歳 女性 翻訳者)

自分の特性に合っているかで選ぶべき

接客、営業、事務などさまざまな職種がある中で、自分の特性に合った仕事を選ぶべきだと思います。

なぜなら、今、接客業で働いていて事務仕事などもしていますが、向いていないなと思う瞬間があるからです。

人と話すのが好き、苦痛に思わないのであれば接客業でも問題ないですが、苦手ならば選ぶべきではないと思います。

訓練でなんとかなりますが仕事に行くのが嫌になってしまっては意味がないので、苦痛とは思わない自分の特性に合った仕事を選ぶべきだと思います。(みか 25歳 女性 接客業)

興味関心・やりたいこと

待遇面や世間体だけを気にして会社を選ぶのではなく、自分の興味や関心をよく考えて好きなことを仕事にするべきという声がありました。

「好きこそ物の上手なれ」ということわざの通り、好きで夢中になって続けているうちに、どんどん仕事のスキルが上がっていく人もいます。

自分の興味がある分野の仕事を選ぶ

私は、大手企業の機械メーカーが100%出資する子会社の生産設計部門の設計技術者として勤務していました。

普通科課程の高校を卒業して、大手繊維会社の研究所へ就職。研究所での仕事は大学卒技術者の補助作業をすることでした。

普通科の高校を卒業した私にとって、繊維に関する知識は全くなく、仕事に対しての興味もないまま毎日を過ごすという会社生活でした。

このような気持ちでいたため、入社後1年間で会社を退職することになりました。

このときに、何か自分が得意とする分野での国家資格を身に付けるべきという気持ちが生まれました。

機械部門や設計関係に興味があった私は、機械設計の専門学校で1年間学び、機械の設計に関する勉強をしました。

その後、子会社の生産設計部門に入社し、実務を経験を10年して機械設計1級の国家試験に合格。

資格を取って大きな自信が生まれました。みなさんも資格取得の大切さを考えた行動してほしいと思います。(beatles1 74歳 男性 退職後で無職)

自分が本当に働きたい会社を選んだ方が良い

自分が本当に働きたい仕事を選んだ方が良いです。

理由として、体裁や面目、世間の風当たりなどを気にすると、仕事をしていてもつらくなって嫌になるからです。

つまりは、「大手企業に入社した方がいい」とか、「安定した会社に入るようにした方がいい」とか「楽そう」とか、世間一般としての価値が高い会社や企業に勤めようとすると、後から自分自身に無理がきて、精神的に病んでしまったりつらい思いをしたりすることが多くなってしまいます。

自分自身は一体どういった仕事が好きなのか、興味があるのかをしっかり見極めて、そのうえで仕事を選ぶようにしましょう。(らいち 29歳 男性 販売員

自分のやりたいことを明確にしよう

仕事選びで大切なのは、自分が社会に出てやりたいことは何なのかを明確化することです。

なぜならば、今、自分の経験を通しても漠然としたイメージだけではなく、実際にその仕事を通して自分が何ができるのか、どう成長していけるのか、将来の姿までをしっかりと具体的に想像することが大事だと思うからです。

そのことによって自分に合う仕事の選択肢が絞られるはずです。

自分の得意分野などを現実的に考えることで自分の気持ちが整理され、実際にその仕事をはじめたあとで後悔する可能性も低くなるはずです。(かなみ 35歳 女性 塾の採点業務)

やりたいことを明確化すること

自分が何をしたいかを明確にしておくことが大事です。

給料が良いからとやりたくない仕事を続けているといつか限界が来ます。

「本当に自分がやりたいのはこれなのか?給料は確かに良いけど忙しすぎて精神的につらい」ということになりかねません。

もちろん自分がした仕事に見合ったお給料をもらうのは当然の権利です。

妥協する必要はありませんが一日の三分の一もの時間仕事をしているわけですから、自分のやりたいことをしっかりと見極めてから決めることを大切にしてください。(おもち 32歳 女性 主婦)

自分がやりたいことをしっかり見つめる

自分が本当にやりたいこと、好きなことをできる仕事内容かどうか見極めることです。

私は、以前は総合職として会社員をしていました。

私の場合は、好きなことが「人と関わること」でした。

配属先は社内だけでなく、社外の方とも関わる、とても人とのつながりを重要視される仕事でした。

人と関わることでさまざまな意見を聞くことや自身の見識を広げることができ、充実した会社員生活を送ることができたと思っています。(まりまま 32歳 女性 専業主婦)

社風・職場の雰囲気

会社や職場の雰囲気は、それぞれの場でまったく異なるものとなります。

だからこそ「上司との上下関係が厳しい会社なのか」「新人に対する教育制度がしっかりしているか」、また「女性社員がキャリアアップして活躍しているか」などの社風を確認しておくことも大切です。

自分の希望する仕事のやり方、雰囲気とマッチする会社を選ぶと長く働きやすいでしょう。

自分に合った環境かを見極めることが重要

仕事を選ぶうえで大切なのは、自分に合った環境であるかです。

いくらやりたい仕事でも人間関係が悪かったり、体力的にもたなかったりするような環境では長続きしません。

特に社会人になるときには精神面が重要で、人間関係がうまくいかなければ好きな仕事でも嫌になってしまいます。

インターンシップなどで一度働いてみてその職場の雰囲気を見ることができるのがベストです。

また、お店でしたら来店してみて働いている人の雰囲気を見たり、イキイキ仕事をしているかを見たりするだけでもその会社の環境が見えてきます。

なかなか見えない部分も多く難しいことですが、より良い環境で働くためにもクチコミなど参考にできるものを探して選んでください。(ころすけ 31歳 女性 調理師

理不尽なことが少ない会社を選ぶこと

どこの会社も理不尽なことは付き物であると断言します。

理不尽によって心身に支障をきたす社会人は、必ず存在します。

理不尽とは、上司を崇拝する文化や不毛な作業をしなければならない文化等、さまざまなことがあります。

これらの理不尽なことが少ない会社を選ぶべきです。

理不尽な文化によって身体を壊すようなことになれば、会社を退職するか休職するしかありません。

健康な身体で仕事が継続できるのが、普通です。(ラム 31歳 男性 会社員)

滅私奉公を求める会社は駄目

企業が主催する地域貢献活動に参加して、社員の様子を見てみましょう。

自主的な参加なのか? 強制なのか? 出勤扱いなのか? サービス時間外労働なのか?

活動に対するモチベーション等が観察のポイントです。

社員に無償奉仕を求める企業にロクな所はありません。逆に労働の対価をしっかり払うことを徹底している企業は、コンプライアンスも厳格で、安心できます。(りょう 38歳 男性 会社員)

長く勤め続けられる会社であるかを確認した方がいい

長く勤め続けられる会社であるかを確認した方がいいと思います。

私が今働いている会社は、女性は結婚したら退職するというような雰囲気はないのですが、会社によっては、そうした退職が暗黙の了解事項になっている所もあると聞いたことがあります。

退職してしまうと、自分の今までの経験があまり生かせない仕事に就かざるを得ないことが多いので、結婚や出産に関係なくキャリアアップしていけるのが理想的です。(シャンシャン 46歳 女性 会社員)

大きな会社は比較的良し

私は転職を重ねています。

中小企業も働いた経験はありますが、今は県内でも一番といっても良いほどの大きな病院で事務員をしています。

そして感じたことは、小さな規模の会社ではその中の人間関係が濃くなってしまい、めんどうな上司が作ったマイルールが作られてしまうことです。

強いものにうまく巻かれる人が必ずいるので、そこではその人が天下を取ることになります。

しかし、規模が大きな会社ならパワハラ、セクハラなどの対策もしっかりしています。社風をよくみたほうが良いと思います。(れい 42歳 女性 医療系事務)

きちんと仕事を教えてくれる社風か

仕事にはいろいろな種類があると思いますが、責任が重い仕事のときは、その会社に入社してきた新人にきちんと教える体制があるかをよく見たほうがいいと思います。

私が以前仕事をしていた職場では、私の担当についてくれた教育係は熱心で教え方もとてもわかりやすかったです。

しかし、その方が教える範囲と少し違う仕事をやることになったとき、別の方が相手の力量を見極めずに教えたため、時間がたってもわからないことが多かったり困るような事態になったりしたことがありました。

時間がたっても、ある程度のことが身につかないのはその仕事を続けるうえで死活問題になってくるので、教える体制には気をつけたほうがいいです。

とくに職人でもないのに「見て盗め」というタイプの仕事場にあたると最悪です。(街旅たん 36歳 女性 専業主)

社内の風習、評価制度を見極めたほうが良い

社風は自分がその会社で長く働きたければ重要視すべきだと思います。

男性が多いのか、体育会系なのか、実力主義なのか…など、自分の仕事の仕方と合えば長く続けられると思います。

逆にそこがアンマッチであればいくらその仕事が好きでも、一緒に働く仲間と波長を合わせることに苦労し、別のところに労力を使うことになります。
 
また、きちんと評価制度が整っているかどうかも見極めたほうがよいです。

男性優位の会社だと、女性がいくら頑張っても昇格できなかったりすることがあります。

男女関係なく評価してもらえるのか、だれにどのような流れで評価されるのか、女性の管理職の方がいるのか、など人事の方に事前に聞けるようであれば聞いておいた方が安心です。(かえで 33歳 女性 会社員(塾関係))

会社の将来性・自分のスキルアップ

昨今ではITの導入によりオートメーション化される仕事も出てきています。

将来的に仕事が消えてしまいそうでないか、自分のスキルが磨ける会社なのか、新しい仕事に挑戦できる環境なのかなどの将来性を考えて仕事を選ぶことが大切という声もありました。

習得できるスキルを重視して就職先を選ぶと良い

AIが急速に発達している状況下では、仕事のうちAIで代替可能な業務は次々と置き換わって行きます。

会社自体も大半がAIを導入する以上は、将来自分の仕事がなくなることを考えて習得できるスキルを重視した就職先選びを行うと良いです。

アイデアの創出や芸術分野だけでなく、手作りを重視する職場などは、AIでは代替できない個性的な能力を身につけられます。

上場企業であっても突然外資系に買収されれば、リストラ対象になることもあるので、将来の転職を見据えた仕事選びが重要です。(キビト 40歳 男性 自営業)

自動化されない仕事を選ぶ

私は、現在食品製造業に勤務していますが、工場は年々オートメーション化により人手が不要になりつつあり、今後単純労働は減り続けます。

そして、学力や技術がない人材は長時間労働と低賃金を強いられることになります。

ですので今後仕事を選ぶのであれば自動化されてない分野であれば重宝されることになるので、積極的に選んでいきましょう。(たけお 30歳 男性 派遣社員)

独立・開業できる仕事を選べば自由度が高い

会社員として定年まで同じ会社で働き続けることは、終身雇用制度が崩壊した現代では理想にすぎません。

一生のうちで2回程度の転職を考慮したうえで仕事を選べば、独立・開業可能な仕事のメリットがわかります。

なぜなら、次の転職先が見つからなくても独立開業可能な職種に就いていれば、雇用条件が悪くなった時に迷わず転職チャンスを活かせるからです。(ケプラード 42歳 男性 個人事業主)

チャンスをもらえる時には挑戦したほうがいい

私は、長い間英語に関わる仕事がしたいと思い、語学留学をして語学スキルを伸ばしました。

しかし、帰国した時には英語を使っての実務経験がなかったため、なかなか英語を使える仕事につけませんでしたが、それでもコツコツ英語の勉強を続け、語学留学から帰国してから7、8年後、ようやく英語を使った仕事ができるようになりました。

最初はドキドキしましたが、最初の外資系企業での仕事で実績ができ、自信もつきました。

さまざまな経験の後に翻訳と通訳のお仕事をいただくチャンスがきた時、初めての業界でしたし、不安がなかったといえば嘘になりますが、飛躍するチャンスと考えて挑戦しました。

それによってわたしは翻訳と通訳の経験を積み、別のお仕事のオファーもいただけるようになりました。

もし「今の自分にはちょっと難しい」と思ったとしても、それがあなたのしたい仕事やそれに繋がることなら、勇気を持って挑戦してみてください。(Cafe 48歳 女性 派遣社員)

バランス重視・トータルでの判断

「やりたいことを仕事にする」というだけでは、仕事を長続きさせるのは難しいかもしれません。

だからといって、給料や福利厚生に目を向けてばかりいると、やりがいを持って働ける仕事がなかなか見つからない人もいます。

あらゆる要素をトータルで見て、バランスよく仕事選びをした方が良いという声がありました。

そこで働いていけると確信できるところを選ぶべき

仕事選びのポイントは、そこで働いていけると確信できるかどうかです。

好きなことを仕事にしたい人もいれば、安定した仕事に就きたい人、人と接する仕事がしたい人などさまざまです。

まずは、自分がのやりたいことを見つける。そして、その仕事が自分に向いているかを見極めることです。

好きなことを仕事にできるのは理想ですが、好きだからといってうまくいくとは限りません。

好きなことを仕事としてやっていけるのか、冷静に考えてみることが大切です。

やりたいことが見つかっても、働いて生活していく以上は生活していけるだけの収入は必要です。

他にも、休日、勤務時間、通勤にかかる時間など待遇面のチェックも大切です。

さらに、その会社で働いている人達の年齢や性別構成を確認したり、会社訪問ができるなら参加して職場の雰囲気を確認したりするなどして、本当にそこで働いていけると確信できるところを選ぶべきです。(まる 43歳 女性 会社員)

好きなことだけに目を向けず、トータルで考えて

終身雇用制が瓦解したと言われますが、それでも何年、何十年と働く会社です。

好きなことをしていきたいと思うのは当然ですが、給与や有給休暇、福利厚生をしっかり吟味しましょう。

今は好きなことでも、義務やノルマが課せられると嫌気がさすときが必ず来ます。

そうなったときに続けるモチベーションになるのがこれらの雇用条件だからです。

会社が「お客さまの笑顔のために」「社会貢献」「愛社精神」などを前面に出してくるようなら要注意です。

雇用者と従業員はギブアンドテイクの間柄ですから、一方的に搾取されるような環境ではいずれ心身が擦り切れます。

自分の好きなこと、できること、その見返りは…とトータルで考えましょう。(ガラスのバッグ 34歳 女性 会社員)

長期間苦に感じることなく働けるかどうか

仕事を選ぶ時は、好きな内容やお給料などいろいろな事柄で選ぶと思いますが、大切にすべきポイントは「長期間苦に感じることなく働けるかどうか」です。

なぜなら私はやりたい仕事やお給料のいい仕事などいろいろ経験してきましたが、どれも楽しく働くというよりその日を耐えると感じることのほうが強かったからです。

やりたい仕事だからといって楽だとは限りません。

逆に楽だったとしてもやり甲斐がなければ続けることがつらくなってきます。

自分にあった内容でずっと続けていってもいいと感じられるような仕事を選ぶことが大切です。(ハッシー 35歳 男性 会社員)

仕事選びで大切にするべき点は何ですか?まとめ

今回アンケートをお願いした皆さんからは、実体験に基づくさまざまなアドバイスが寄せられました。

大切にするべき点を大きく分けると、「人間関係」「仕事内容・働き方・待遇」「適性・向き不向き」「興味関心・やりたいこと」「社風・職場の雰囲気」「バランス重視・トータルでの判断」となっています。

ですが、仕事に何を強く求めるのかは、一人ひとり異なるのが当然です。

とくにご自身が大切にしたい点を見つけて納得のいく仕事選びをしてください。

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