内定式の目的、内容

内定通知を受け取った後、秋頃に内定式を開催する企業が多いはずです。

内定式とはどのような目的で催される会なのか、どういった内容の会なのか、気になっている人もいるのではないでしょうか。

内定式の目的と内容について確認していきましょう。





内定式の内容とは?当日は何をするのか?

内定式には採用担当の社員と管理職、役員クラスが参加する企業が多く見られます。

内定式では内定証書の授与、社長など重役の挨拶、内定者代表挨拶、自己紹介などが行われます。

また、内定式終了後には内定者懇親会が開催されることも少なくありません。

企業の規模にもよりますが、内定式そのものは1時間程度のことが多いようです。

このように、内定式の形式的な面だけを見ると、それほど大したことは行われないように見えるかもしれません。

では、企業が内定式を行う本当の目的とは何なのでしょうか?

内定式を行う本当の目的とは?

内定式は「内定」を正式に決定する意味合いを持っています。

つまり、内定承諾書を提出し、内定式を終えたら、ほぼ間違いなくその企業に入社するものと見なされているのです。

内定式後に内定者懇親会を開催する企業も多いのですが、実はこの懇親会こそがメインの目的ということもあります。

内定者と会話しながら、先輩社員との親睦を深め、会社に対する理解を深めてもらうのです。

面接選考では緊張して話している学生が多いはずですし、内定後はメールや書面でのやりとりが主になり、社員が内定者と顔を合わせて話す機会があまりありません。

そこで、内定者懇親会で会話を交わし、お互いの理解を深めておこうというわけです。

実際、内定者懇親会では配属予定の部署の先輩社員と意図的に近い席に配置されていることも多いのです。

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内定式を経て心境の変化はある?

内定式では年の近い先輩社員と話し、実際の仕事の様子を聞くことができたり、趣味など共通の話題が見つかったりすることで、親近感がわいたと感じる人は多いようです。

また、内定証書を授与され、入社予定の内定者として紹介されることで、入社する実感がより強まったという人もいます。

先輩社員だけでなく、同期入社となる他の内定者と話す機会もあるはずですので、連帯感が生まれ「一緒に働く仲間」という認識を持ち始めることもあるでしょう。

このように、内定式を経ていよいよ社会人になるという実感を持つ人はたくさんいます。

新卒採用の内定式は一生に1回きりですので、しっかりと準備して意義深いものにしていきましょう。

この記事のまとめ

内定式は、企業にとって学生の内定辞退を食い止めるための最後の砦です。

出席する内定者側も、社会人の第一歩を踏み出す日という気持ちをもってのぞみたいものです。

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