プロボクサーに向いている人・適性・必要な能力

プロボクサーに向いている性格・適性

プロボクサーに向いているのは、まずはボクシングが大好きな人です。

ただし、ボクシングが好きなだけであれば練習生としてトレーニングをしているだけで満足な人もいるでしょうし、実際にプロテストを受けない練習生も多くいます。

プロボクサーとして生きていこうと思えば、ボクシングが好きなことに加えてハングリー精神や闘争心が欠かせません。

世界チャンピオンまでのぼりつめた日本人ボクサーたちのキャリアを見ると、もともとはケンカに明け暮れるような乱れた生活を送っていたという人も昔は多くいました。

ケンカに向けられていたエネルギーや闘争心、ハングリー精神をボクシングへの情熱に変えてリングに向けたことで成功した選手が数多くいます。

いまは時代が変わってそういったキャリアをもつ選手は少なくなりましたが、ボクシングで稼ぎたいというハングリー精神や相手を倒したいという闘争心は、多くのチャンピオンに共通しています。

プロボクサーになるには

プロボクサーに必要なスキル・能力

パンチを見極める動体視力

ボクシングに必要な技術としてはフットワークやパンチを打つ技術、ディフェンスの技術などがありますが、それに加えて動体視力も非常に重要な能力です。

相手が顔を狙ってパンチを出してきても、そのパンチをしっかりと見極めて避けたり、ブロックしたりする技術が必要です。

また、相手がパンチを出すタイミングは攻撃の大きなチャンスでもありますから、パンチに対応しながら相手の動きをしっかり見て、カウンターパンチを出すコースを見つけます。

カウンターパンチを確実にヒットできれば、試合を有利に展開させられます。

そういったスキルを身につけるためには、動体視力を鍛えてスピードのあるパンチでもくっきりと見極められる能力をやしなうことが必要です。

相手を分析し、試合展開を読む力

ボクシングでは闘争心を持っていることが非常に重要ですが、一方で「心は熱く、頭は冷静に」の考え方を忘れてはなりません。

試合前に相手をにらんだり挑発したりするのは、相手をカッカッさせて頭に血をのぼらせるための作戦でもあります。

「頭は冷静に」とは、相手の動きやクセをよく見て分析したり、試合展開を読むことの大切さを表しています。

とくに実力的に近いレベルの対戦では、一瞬のスキをついたり試合展開を読みながらペース配分することが大切です。

ボクサーには闘争心を持ちながらも冷静に考えられる能力が求められます。

プロボクサーに向いていないのはどんな人?

日本には1000人以上のボクサー・ライセンス保持者がいますが、その大半はボクシングだけで生活することはできていません。

ほとんどのプロボクサーは試合に出場することで得られるファイトマネーだけでは生計を立てられず、他に仕事を持っていたりアルバイトをしていたりします。

ボクシングだけでやっていけるようになるのは少なくとも日本チャンピオン以上の実績を残すことが必要で、世界チャンピオンになるまでアルバイトをしている人も少なくありません。

世界的に有名なボクサーとなれば莫大な富と名声を得られる可能性もあるという夢がある一方で、そこまでの道のりには厳しい現実があります。

経済的な安定を最初から求める人は、プロボクサーには向いていません。