プロボクサーの1日のスケジュール どんな生活をしている?
プロボクサーの1日の過ごし方
プロボクサーの試合数は、1年間に3〜5試合ほどが一般的です。
他のスポーツに比べるとかなり試合数が少ないため、毎日の生活はトレーニングが中心です。
一般的なプロボクサーの日々は、おもに道路を走るロードワーク、ジムでのトレーニング、そして仕事(アルバイト)の3つを繰り返します。
たとえば午後から夜までアルバイトを入れている選手であれば、朝早くにロードワークをして午前中にジムでトレーニングというのが一般的です。
反対に朝から夕方まで仕事をして、夜にジムでトレーニングやロードワークをする選手もいます。
プロボクサーの場合、ファイトマネーだけで生活ができるのは最低でも日本チャンピオンクラス以上です。
そのため、ほとんどのプロボクサーは他に本業を持っていたり、アルバイトをしています。
実際に世界チャンピオンになるまでアルバイトをしていたというボクサーも少なくありません。
1日のスケジュールがどのようになるかは、仕事の内容によっても変わってきます。
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試合日のプロボクサーの1日
以下は、19時から試合がある場合のプロボクサーの1日のスケジュールです。
練習日のプロボクサーの1日
以下は、日中にアルバイトをしているプロボクサーの練習日の1日のスケジュールです。
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プロボクサーの1週間の流れ
プロボクサーの1週間の流れは、他の競技のプロ選手とは大きく違います。
たとえばプロ野球選手であればほぼ毎日試合がありますし、サッカー選手なら基本的には週末が試合です。
競輪選手などの場合は出場する試合の日程は不規則ですが、月に何度か開催されるレースに向けて準備をします。
しかし、プロボクサーの場合は、他の競技に比べて絶対的に試合数が少ないことが特徴です。
そのため、日々の生活は仕事とトレーニングを繰り返すことになり、1週間の流れも基本的には同じような毎日が続きます。
自宅と本業やアルバイトの職場と所属するボクシングジムの3ヵ所を行き来するのが、プロボクサーの生活です。
休日の過ごし方
プロボクサーの場合は個人競技ですから、チームスポーツのように練習が休みの日が決まっているわけではありません。
トレーニングについては基本的に毎日行っており、コンディションによってトレーニングを休んだほうがいいと思えば自分の判断で休みをとります。
多くのプロボクサーはトレーニングとともに他の仕事も生活の軸となっていますから、仕事についてはもちろん職場の決まりに従います。
プロボクサーとして結果を残すためにどんな生活を送り、どのように休みをとるかといったことも、自分で判断して日々のスケジュールを組み立てます。
オフシーズンの過ごし方
プロボクサーには、オフシーズンというものはとくにありません。
プロ野球であれば春に開幕して秋に閉幕、バスケットボールのBリーグであれば秋に開幕して春に閉幕とシーズンのスケジュールが決まっていますから、1~2ヵ月のオフシーズンが明確にあります。
しかし、プロボクサーは年間に数試合しか試合がありませんし、その時期も決まっていませんから、明確なオフシーズンというものは存在しません。
次の試合までの日程が数ヵ月空く場合には少しトレーニングを休むことはありますが、それほど長い休みをとることはないのが普通です。
休日の取り方やオフシーズンのつくり方なども、プロボクサーは自分で判断してスケジュールを組んでいます。