経理の仕事は簿記の知識がそれなりに必要
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投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 4.50
- 仕事内容
- 4.50
- やりがい
- 4.50
- 働きやすさ
- 4.50
- 給料・年収
- 5.00
- 休日・待遇
- 4.00
- 成長・将来性
- 4.50
メッセージ-
大手飲料メーカーの経理部門で事務職をしています。大手ということもあってか、給料は意外と良いです。
同業他社さんや他の業界の経理部門の給与と比べても高い方だと思います。
ただ、仕事については事務職の中でも少し大変だと思います。
経理の仕事は簿記の知識がそれなりに必要なので、まずはその知識が必要となりますし、決算時期は色んな仕事が舞い込んでくるのでそれなりに忙しいです。
馴れてくればそれ程でも無くなりますが、馴れるまでは大変です。
仕事内容-
支払や入金処理業務、給与の支給業務、帳簿の作成、決算書の作成などが主な仕事内容です。
経理処理のルールについては一定の決め事(企業会計基準)があり、どこの会社もそれに則って処理するので、だいたいどこの会社でも仕事内容は同じではないでしょうか。
ただ、企業会計基準と一言で言ってもその内容は非常に多くあり、覚えるだけでも大変です。
私はこの会社に勤めて10年目になりますが、いまだに企業会計基準のすべてを把握しておらず、それを覚えつつ経理処理している毎日です。
やりがい-
年度末決算においては決算書を作成しなければならず、出来上がった決算書は役員会議に付議して承認してもらう必要があります。
決算業務に忙殺されながら苦労して出来上がって決算書が無事に役員会議で承認されたときは達成感があります。
事務職というのは事務なイメージがありますが、決算書は最終的には広く公表され、投資家などが我が社へ投資すべきかどうかを判断する重要な資料となります。
地味な仕事ではありますが、とても重要な仕事と言え、やりがいも感じています。
つらいこと-
とにかくお金に関してはシビアです。決算業務では1円までしっかりと合わさなければなりません。
ですが、毎日膨大な取引をしているので、金額が合わないことはしばしばあります。
その度に追跡調査等をしないといけないので、決算期はいつも夜遅くまで残業となります。
向いてる人-
簿記の知識が必要なので、簿記の資格は取得しておいた方が良いと思います。
簿記の資格は少し勉強すれば取得できます。あとは迅速な処理能力です。
経理事務は常に時間に追われる仕事ですので、処理が遅いと業務に支障を来します。
日頃からテキパキと処理をこなす能力を身に付けておいた方が良いです。
給料・年収-
今の年収は900万円ほどです(ボーナスや諸手当込み)。
売上が堅調であるので、年収も割と高水準だと思います。
福利厚生については財形貯蓄制度や旅行の割引制度、保養施設などがあり、それなりに充実していると思います。
休日・待遇-
決算時期は忙しいのでさすがにその時期はなかなか休みは取得しにくいですが、それ以外の時期はそんなに忙しくなく休みも取りやすいです。
休めるときに休んでしっかりと体力を整えて、決算業務に励むのが経理部門で働く人の暗黙のルールとなっています。