ウエディングプランナーが華やかなのはイメージだけです
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 3.00
- 仕事内容
- 3.50
- やりがい
- 3.50
- 働きやすさ
- 3.00
- 給料・年収
- 2.50
- 休日・待遇
- 3.00
- 成長・将来性
- 3.00
メッセージ-
接客業の最高峰の仕事であり、華やかで幸せにあふれた業界だと思いウエディングプランナーにあこがれて就職しました。
最初は座学研修や実際の式の立ち合いで夢が広がっていきましたが、実際にプランナーになってみると現実を思い知らされました。
お客様に寄り添いたいという気持ちの中でも、予算が現実を見ていない金額だったり、売り上げのためにオプション契約してこいという会社からのプレッシャー。
平日の19時最終受付の打ち合わせも、当然のように仕事を理由に20時スタートを要望してくる新郎新婦。
準備が終わらないからアイテムづくりを手伝ってほしいと言ってくる新婦。
メンタル面から休業やバックレで人が足りなくなる現場。
親族の同意が得られず式当日に破談となり式がなくなることもありました。
式自体は本当に素敵ですし幸せにあふれた空間であることは間違いありません。
でも、その裏では体力もメンタルもつらいことが多い業界であることを理解したうえで目指すことをお勧めします。
仕事内容-
営業が新郎新婦の契約をとってくるのでそのあとから業務が始まります。
チーフが各プランナーにお客様を割り振ります。営業からのシートを確認し、実際にプランニングが始まります。
予算、やりたいことを伺いしたうえで現実を伝えます。
予算感とやりたいことが一致しているお客様のほうが少ないので、ウエディング保険の紹介もします。
式を挙げるまで基本的に打合せは5回です。
希望があれば追加で打合せもしますが平日のみとなります。
新郎新婦の仕事終わりに打合せを希望されるので平日でも終電ギリギリまで勤務することがあります。
式場との打ち合わせや映像業者、花屋、ドレスショップなど関連業者との打ち合わせもあります。
自分の担当のお客様が日程変更を行ったりすると式の日が被ることもあるため、必ずすべてのお客様の式当日最初から最後まで見れるわけではなかったです。
やりがい-
こちらの提案に答えていただけて式自体にも満足いただき、クレームがなく一つの式が終わることが一番達成感があります。
新郎新婦はできるだけ費用を抑えたいと考えていますが、こちらとしては売り上げを出すためにオプションを次々に提案する必要があります。
契約時に営業部に対してオプション営業をしないでほしいと依頼をしている新郎新婦もいますが、最終的に貧相になりがちなので「プランナーが提案してくれなかった」とクレームにつながります。
なのでこちらもお客様を思っての提案でもあり売り上げのためでもあり・・と複雑な中で営業しています。
こちらの提案に「面白そう」「やりたい」と素直な反応をしていただけるのがとてもうれしいですし、そのようなお客様だからこそ式を絶対に成功させたいという気持ちになっていました。
向いてる人-
気持ちの切り替えが上手な人が向いていると思います。
華やかに見える業界ですが、人間関係はドロドロしていますし新郎新婦の気持ちよりも売り上げ重視の営業業界です。
先輩に嫌なことを言われたり、新郎新婦にクレームつけられたりといろいろなことがありますが、担当のお客様はたくさんいますし、あまり気にしすぎずに次に進める人が強く成長できます。
給料・年収-
給与は20万前半くらいを手取りでもらっていました。
毎月契約数やオプション数でトップ3人が表彰されインセンティブがつきますが、その中に入らないとインセンティブがつきません。
残業代はつきますが、見込み残業が40時間副前手の給与なので実際に残業代が別で突くのは少ないです。
業務量と給与が見合っていない業界の一つだと思います。
休日・待遇-
土日祝日は基本的に式があるので平日にシフト制で休みがあります。
ただ、式が近い新郎新婦はこちらの休みを把握しているわけではないので社用携帯宛に連絡が来ることがあります。
休日アナウンスにしていても、会社に電話をかけて「緊急なので連絡取りたい」とつなげてく来られることがあります。
ほかのプランナーでも対応できることでも担当に連絡をしてくるので休みの日も常に社用携帯を気にしなければいけないのは気持ち的に休めなかったです。
恋愛・結婚-
お客様との連来はもちろんないので社内恋愛が多いです。
が、年に1回くらいは担当プランナーと新郎の関係を怪しむ新婦が出てきて、別のプランナーに相談のようなクレームのような連絡が来ます。
新郎宛に、新婦に式の中でサプライズを提案していることが多いため、新婦に内緒で新郎と連絡を取ることがあるため怪しまれてこのようなことが起きます。