私がCADオペレーターを辞めたくなったとき
どんな仕事でも長く続けていると、辞めたくなるときがありますよね。
今回は「CADオペレーターを辞めたくなったとき」について、私の実体験をお伝えします。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
CADオペレーターの仕事でつらかったこと
納期が短く、残業が多い
機械系の設計の部署でのCADオペレーターのお仕事は、納期に余裕がないため、残業や休日出勤が多かったです。
繁忙期には食事や休憩時間もなかなか取れず、毎日忙しく大変でした。
設計者の指示が理解できず、仕事が進まない
CADオペレーターの仕事に就いたばかりの頃は、設計用語や専門用語が理解できず、なかなか仕事が進みませんでした。
設計者に質問したり、詳しく教えてもらったりして、設計者にずいぶん負担をかけてしまい、とても申し訳なく、つらかったです。
パソコンの席取り合戦
私が勤めていた会社では、CAD用のパソコンが人数分ありませんでしたので、毎日奪い合いでした。
入社前は、まさかパソコンが少ないとは思っていませんでしたので、想像と違い、戸惑いました。
特にハイスペックのパソコンを使わなくてはいけない時は、朝早くに出社して確保しなければならなかったので、早起きするのがつらかったです。
つらい状況を乗り越えるには
短納期の時は周りの助けを借りる
納期にどうしても間に合わないと判断したときは、他チームから応援を呼んだり、アウトソーシングを利用して乗り切りました。
一人で頑張っても、納期に間に合わないと、結局色々なところに迷惑をかけてしまいます。
悩んで一人で仕事を抱え込まず、早目に周囲に助けを求めることも大事だと感じました。
疑問点は質問し、着実にスキルアップ
分からないことはそのままにせず質問し、一度聞いたことは忘れないように、必ずメモしてノートにまとめていました。
仕事をしているうちに設計用語や専門用語は身に付いていき、徐々に仕事は一人で進められるようになります。
また、業務時間外に機械設計の本を読んで知識を増やす努力はしていました。
パソコンを譲り合って使う
会社のパソコン不足は、他チームの人とも仲良くすることで、お互いにパソコンを貸し借りして乗り切りました。
日頃からのコミュニケーションが、困った場面で役に立ちました。
CADオペレーターを辞める理由で多いものは?
メーカーは短納期で忙しい
自動車メーカーでCADオペレーターをしていたときは、納期が厳しく、とにかく忙しかったため、就業時間の長さや休みが少ないことを理由に、辞める人が多かったです。
CADオペレーターは経験者なら、他業種でも比較的転職しやすいお仕事ですので、ある程度経験を積んだら自分の働きやすい職場に転職するのもいいですね。
今回は「CADオペレーターを辞めたくなったとき」についてお伝えしました。
自分の希望の職場に出会うためには、業種にこだわらず視野を広げてみることも大事ですよ。
次回は「CADオペレーターの仕事の良いところ・悪いところ」についてお話します。
ぜひ読んでくださいね。