See the world!! ~最終回!⑤外資系客室乗務員の面接とは?~
皆さま、こんにちは!
外資系キャビンクルーキャリアコンサルタントのhanaです。
これまで、
①「外資系客室乗務員のお仕事とは?」
②「外資系客室乗務員の生活はどんな感じ?」
③「外資系客室乗務員にはどんな人がなれるの?」
④「外資系客室乗務員のメリットとデメリット」
についてお話しました。
今回は、いよいよ最終回の第五回目です!
「外資系客室乗務員の面接とは?」
それでは、どうぞお付き合いください♡
・採用試験の頻度について
・試験内容はどんな感じ?
・どう準備したらいいの?
≪過去記事はこちら≫
①「外資系客室乗務員のお仕事とは?」
②「外資系客室乗務員の生活はどんな感じ?」
③「外資系客室乗務員にはどんな人がなれるの?」
④「外資系客室乗務員のメリットとデメリット」
採用試験の頻度について
日系航空会社では毎年採用が出ており(コロナの影響でここ数年は採用がない会社も多い)、新卒枠もありますが、外資系航空会社ではどうでしょうか?
実は、外資系航空会社では"人員が必要になった時のみ"採用試験を行います。
新卒枠もなく、毎年採用を行わない会社がほとんどであり、逆に時折年に2-3回募集を出す会社もあります。
私の時も、「エティハド航空で働きたい!」と決めてから採用が出たのは約3年後。
本当に、こればかりはタイミングとご縁ですね。
「この航空会社に行きたいな!」と思った時に採用が出れば良いのですが...なかなかそうもいきませんので、いくつか気になる航空会社をリストアップしておくことがオススメです♪
試験内容はどんな感じ?
航空会社の試験は少し特殊です。
身長や外見、身だしなみもチェックされるからです!
だいたいのステップとしては...
・履歴書審査(日本語/英語)
・アームリーチ
・英語筆記試験
・グループ面接orグループディスカッションorロールプレイ
・個人面接
これを1~2日に分けて行います。
ここ数年はオンラインで面接や英語筆記試験を行うところも多く、もしかしたら今後形態が変わってくるかもしれません。
さて、ひとつひとつ簡単に説明していきたいと思います。
まずは、履歴書について。
これは英語のみの航空会社と、日本語も併せて提出する会社がありますが、肝心なのが写真!
上半身のアップ写真と全身写真が必要であり、髪型からメイク、スーツに靴まで、客室乗務員にふさわしい身なりで写真を撮らなければなりません。
客室乗務員用に撮ってくださる写真館もありますので、そちらにお願いすると良いでしょう。
次にアームリーチ。
第三回目、~外資系客室乗務員にはどんな人がなれるの?~の記事で触れましたが、客室乗務員は機内のオーバーヘッドコンパートメントに手が届かなくてはならないため、
受験時には、靴を脱いだ状態で背伸びをして、ある一定の高さのラインに手が届くか審査が行われます。
だいたい212cm前後の高さです。
英語筆記試験について。
これは他の業界の採用試験にも組み込まれていますよね。
文法穴埋め問題や、長文読解など、選択問題や実際に回答を書く試験もあります。
グループ面接orグループディスカッションorロールプレイ
これは航空会社によって異なりますが、グループ面接は受験生4-5人(多いところは10人もいます)に対し、試験官が3-5人。
グループディスカッションは、6-10人くらいで出されたお題について話し合い、その周りを、試験官がうろうろしながらチェックしています。
私がエティハド航空を受験した際は、ロールプレイでした。
私一人に対し、試験官一人。
カードを一つ選び、そこに書かれていることに対し、ロールプレイを行います。
最後に、個人面接について。
これはどこの会社も同じですね。
自身の学歴や職歴、経験について、根掘り葉掘り聞かれます。
もちろん全部英語ですよ!
外資系航空会社では特に、志望動機やその会社について知っている事、なぜ客室乗務員になりたいのか?も詳しく聞かれますので、準備をしておきましょう♪
どう準備したらいいの?
外資系客室乗務員はとても人気のある職種です。
私の時も倍率は、約40倍でした。
たくさんの応募者の中から選んでもらうためには、しっかりと準備をしなければなりません。
まずは履歴書審査に向けての、スーツや靴選び、メイク用品に写真館選び、そして日英履歴書作成。
それから英語面接の準備。
ひとつひとつ妥協せず、満足いくまでやってください。
それが自信に繋がります。
やることは盛りだくさんですが、それを乗り越えたら本当に素敵な世界が待っています。
今までもたくさん述べてきましたが、様々な経験が出来て、生涯の一大イベントになること間違いなし!の外資系客室乗務員のお仕事。
多くの方に興味を持ってほしい、そしてぜひ経験してほしいと思っています。
さて、「外資系客室乗務員について」5回にわたってお伝えしてきました。
いかがでしたでしょうか?
もっと知りたい!という方は、私のブログにも、外資系客室乗務員にまつわることをたくさん書いております。
よかったら覗いてみてくださいね!(プロフィールページからアクセスできます)
では、皆さまご覧いただきありがとうございました♡