円満退社(円満退職)とは(読了時間:5分4秒)

あなたは今の仕事に満足しているでしょうか。

もし、今の会社を辞めたいと思っているのであれば、円満退社を目指すべきです。

円満退社とは、その名の通り喧嘩別れではなく、雇用主と労働者がスムーズな手続きを経て、仕事を辞めることをいいます。

では、なぜ円満退社が良いのでしょうか。

なぜ円満退社が良いのか?次の仕事にも影響がある可能性も!

円満退社をするということは、お互いに納得して仕事から離れることです。

ですので、会社としては残念に思ってくれるかもしれません。

働く側として、今の仕事に不満を持っていたとしても、嫌な別れ方をしたくはないでしょう。

まさに飛ぶ鳥後を濁さずです。

では、具体的になぜ、円満退社が良いとされるのかを考えてみましょう。

次の転職活動の際に面接で理由を聞かれることもある!

寿退社、つまり結婚によって女性が仕事を辞め、家庭に入る場合は特に問題はありません。

妊娠を機に辞めるという方も同じです。

これはむしろ喜ばしいことなので、人手が減ることで大変になるかもしれませんが、大体周りの方はおめでとうと言ってくれますし、円満に退社できます。

ですが、転職をしたい場合は、仕事においてトラブルがあったり、喧嘩別れしてしまうと、次の職場の面接で素直に退職理由が述べられません。

本音は「賃金が安いから」「拘束時間が長い、残業代がつかない」という不満を持っていたとしても、所定の手続きを終えて、円満に退社することができれば、堂々と自信を持てます。

面接官は人事のプロですから、嘘をついているのもバレてしまいます。

もし本当に不満があったとしても、面接で不満を口にすると、「この人はうちの会社でもトラブルを起こすのではないか」などと思われてしまいます。

ですから、自信を持って円満退社したことを言えるようでなければなりません。

業界が同じである場合や取引先になる場合は、関わる可能性もある

もし、転職したとしても、同じ業界である場合は、前の会社の人と出会う可能性は高いです。

たとえば、セミナーやフォーラムなどで一堂に会することもありますし、取引先の関係になれば、相手はお客さまです。

もし喧嘩別れしてしまったら、とても居心地が悪いでしょう。

円満退社すれば、再会しても「あの時はお世話になりました」と素直に言えるはずです。

案外サラリーマンの世界は狭いので、ふとした時に前の会社の人と出会うことがあります。

気まずくならないためにも、きちんと引き継ぎを終わらせて、見送ってもらえるような辞め方をすることが一番です。

円満退職したい時はいつ伝えるべきか

労働基準法によれば、退職の意思を伝えてから2週間後には辞職できることになっていますが、普通はもっと早めに切り出します。

2週間しかないと、十分に引き継ぎもできませんし、後任となる人を探すのも大変です。

会社にとってはとても迷惑に感じられますので、あまりいい印象を持たれません。

せっかくやめるのならば、やはり円満退社したいところですので、余裕を持って2ヶ月前には直属の上司に伝えると良いでしょう。

あまりに早すぎて半年前などに伝えても、もしかするとその間にあなたの意思が変わって、「やはりここで働こう」と思いなおすかもしれません。

決心が固まったら、最後まできちんと働くという意思を持って、2ヶ月前に上司を呼びましょう。

ポイントは、きちんと別室で話をすることです。

あまり忙しくなさそうな時間帯に、「すみません。15分ほどお時間をいただけますか」と誘ってみましょう。

もし忙しそうで、なかなか声をかけづらい雰囲気であれば、メールでも構いませんので、アポイントを取ることが重要です。

退職したいのならば、曖昧にせずに伝えるべき

いくら「折り入って話があるのですが」や「ご相談なのですが」と言っても、「退職するかどうか迷っています」という言い方をしてしまうと、場合によっては引き止められます。

それに、上司からしてみると条件次第で残ってくれるのかもしれないと思いますので、仕事内容を変えるからなどと交渉してこられることもあります。

ですので、本当に退職したいのであれば、曖昧にせずに「退職したいのですが、いつ可能ですか」と聞くべきです。

あまり自分本位になってもいけませんが、引き止めの余地があると思われると、引き止める交渉に持ち込まれてしまうので、注意しましょう。

引き止められないために注意すること

よく会社が引き止める理由として、「君がいないと仕事が回らなくなる」や「君は優秀な人材だから、辞められると困る」などがあります。

実際には、組織で1人欠けても仕事がなんとか回るようにするのが組織のあり方です。

分担して補い合い、次の担当者が来るまでは持ちこたえられるような状態でないと、健全な職場環境とは言い難いでしょう。

また、優秀な人材などという言葉を用いて持ち上げられると、人は「私はそれほどここにいなくてはいけない人間なのだ」と勘違いしてしまいます。

実際に優秀でなくても、会社が社員をおだてて引き止めるための口上に使うこともあるので、信用しきってはいけません。

その会社に必要であるかどうかではなく、退職して新しい仕事に挑戦したいなどという確固たる信念があるはずですので、きちんと立ち止まって考えるようにしましょう。

待遇を改善する、部署を異動させるなどと言ってきても、それに応じないようにするべきです。

もしその言葉に惑わされてしまうと、ずるずると残って辞められないままになります。

退職理由はどうするの?本音と建前は?

退職する本当の理由が、労働環境の悪さや賃金の低さなど、ネガティヴなものであったとしても、建前は使い分けるべきです。

一番多いのは、「キャリアアップのため」「キャリアチェンジのため」という回答です。

これなら前向きですし、引き止めることはできません。

退職理由は前向きであり、かつ引き止めるのが難しいと思う内容でないと円満退社に結びつきません。

大手や外資系に転職することが決まっているなど、誰がどう見ても今よりキャリアアップするのだなという理由が分かれば、相手も深く探ってこないでしょう。

本音では、仕事内容がつまらない、拘束時間が長い、低賃金であるという理由があったとしても、その不満は絶対に上司の前で言うべきではありません。

向こうも何となくわかっていても、もし口にしてしまうと、関係にヒビが入ってしまい、退社の日までギクシャクした関係を続けなければなりません。

それは働く側としても気分が良いものではないので、本音は隠して建前をうまく使いこなしましょう。

退職届を書く必要がある

退職届を書く際は、基本的に縦線の入った白の便箋を用います。

よくドラマなどで「辞表」を出すシーンがありますが、あれは会社の重役などが使うものですので、一般的な社員の場合は退職届と書きます。

退職届には、本当の退職したい理由を書く必要はありませんので、「一身上の都合により退職致します」と書きましょう。

最後に、自分の印鑑(認印で良いですがシャチハタは避けましょう)を押して、宛名は会社の社長にします。

基本的にはフォーマットは定まっておらず、手書きで行いますが、もし会社で用紙が用意されているようでしたら、その用紙を使いましょう。

円満退社(円満退職)するためには、本音をうっかり漏らさない、余裕を持って退職する時期を相談して日にちを決めることが大切です。

また、引き止めに合わないように、しっかりと決心が固まった時点で話を切り出しましょう。

円満退社で良い別れができれば、いつかどこかで出会っても、いい挨拶ができることと思います。

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