「青天井」とは

「青天井」というビジネス用語をご存じでしょうか。今回はこの「青天井」の意味と使い方をご紹介します。




「青天井」の意味は

例によって「青天井」の意味を調べてみます。

三省堂 新明解国語辞典では

1.青空を天井にみたてていう言葉。野天(のてん)。
2.際限なく値上がりを続けること(俗用)

ビジネス用語として使用される場合はもちろん2の意味です。

はっきりと俗用と記載されているくらいですから、本来の意味から拡大解釈されてできた言葉です。

「青天井」をよく使う業界とは?

「青天井」は金額が上がることに対してだけ使われます。この点から、この用語は主に金融マーケット全般で非常に良く使われます。

特に株式相場ではこの用語に関連する言葉として

・天井
・一番天井
・大天井

があり、いずれも相場、それも上昇相場の状態を示す言葉が使われます。

ちなみに相場で「青天井」は連日高値を更新して最高値が分からない状況を示し、英語でも「Skyrocketing」と言うくらいですから、上昇の具合はそれこそ宇宙規模、なのでしょう。

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「青天井」を使った具体的な会話

以上を踏まえ、「青天井」の使用法を見て行きましょう。

「青天井」を使った会話例1

社長の希望をすべて盛り込んで見積りしたら、それこそ設計費は青天井だぞ。」

社長の希望を盛り込んで何かの建築費を試算しようとしたところ、設計費がとんでもなく高額になり、収まりどころもあったものでないことを示しているようです。

「青天井」を使った会話例2

「ノーベル賞受賞を受け、A社の株価は青天井となった」

そもそもA社の株は上昇相場にあったのですが、それが株価を上げるニュースなどがブースターとなって高値を付け続けている様子を示しています。

この記事のまとめ

「青天井」には「際限なく値段があがること」の意味があることがおわかりいただけましたでしょうか。

無限に続く、空をイメージして生まれた言葉とは言え、それは天井知らずだということを意味したいのでしょう。

この用語はお金があがることに限定した言い方であることを覚えておくとよいでしょう。

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