私が事務職からCADオペレーターになったきっかけと理由
CADオペレーターはCADソフトを使い、設計者の指示で図面作成やモデリングをする仕事です。
機械や建築の設計に関わるお仕事なので、知らない人にとっては難しそうと感じるかもしれません。
この記事では、「私がCADオペレーターになった理由」をお伝えしていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
CADオペレーターを目指したきっかけ
技術職へのあこがれ
私がCADオペレーターになったきっかけは、「手に職をつけてやりがいのあるお仕事に就きたい」と思ったからです。
私の前職は事務職で、仕事内容は電話応対、来客応対、資料作成などです。
事務は給与が安く、比較的簡単なお仕事なので、やりがいが感じられませんでした。
当時20代でしたので、新しいことにチャレンジするなら早い方が良いと転職を思い立ちました。
CADオペレーターの仕事は未経験でもなれる
求人広告でCADオペレーターの仕事があることを知り、たまたまCADオペレーターと一緒に仕事している設計者の友人に話を聞くことができました。
「未経験でもCADオペレーターで働いている人がいる」ことを設計者の友人から聞けたため、それなら自分にもできるのではないかと感じ、転職を決意できたんです。
実際に働いている人に聞いたり、ネットで調べて聞いてみるとお仕事のイメージが湧きやすいですね。
CADオペレーターになるまでの経緯
企業の求める人材になれれば就活は成功する
転職を決めてからは、CADオペレーターの求人広告をたくさん見ました。
CADオペレーターの求人によると、以下の2パターンの人が採用されやすいようです。
1.CAD未経験でも、設計や専門用語の知識がある人。
2.設計知識がなくてもCADを扱える人。
自分のスキルと照らし合わせて、企業が求める人物像に足りないところを補うことができれば、就活の成功確率が上がりますね。
スキルアップして就職活動へ
就活前にスキルアップするため、私はCADスクールに通うことを決めました。
私は元々、大学でインテリアデザインを専攻しており、インテリアの設計や建築CADの経験があります。
ですので、設計の知識を深めるより、CADスクールに通い、CADのスキルを高める方が就職への近道だと思ったのです。
そして、CADスクールに来ていた求人に応募し、無事就職することができました。
CADオペレーターは特別な資格や知識は必ずしも必要ありませんが、未経験の仕事に就くなら、会社に提示できるスキルがあると就職に有利になりますよ。
CADオペレーターになって感じたこと
やりがいがある
CADでモデリングしたものが実際の部品としてそのまま作られますので、少しの間違いも許されないお仕事です。
責任は重いですが、その分やりがいを感じてお仕事できました。
仕事内容のギャップ
基本的に、CADで図面作成やモデリングをするのが、CADオペレーターの仕事ですが、設計者に雑用を頼まれることは、最初のイメージと違いました。
具体的には法規や図面番号を調べたり、下請け工場に出向いて部品を受け取ったりするなどの雑用が多かったです。
私は色々な経験をさせてもらえ興味深かったですし、スキルアップにもなり、結果的に良かったと感じています。
就業時間のギャップ
私の会社では求人広告で見た情報よりも、実際の残業が多く休日出勤も多かったため、体力的にきつかったです。
実働時間は業界や会社により、かなり差がある印象ですので、働いている人に直接確認できると安心ですね。
今回は私が「私がCADオペレーターになった理由」をお伝えしました。
CADオペレーターは学ぶ意欲がある人なら、未経験でもチャレンジできる職業ですので、技術職に挑戦してみたい人におすすめですよ。
次回は「CADオペレーターに向いている人・向いていない人」についてお話しますので、ぜひ読んでくださいね。