大学職員に向いている人の特徴
ホワイトで給料も高いイメージのある大学職員ですが、どんな人が向いているのでしょうか?
私、現役大学職員のトキが大学職員の仕事内容から「大学職員に向いている人」を厳選したので紹介します。
大学職員に向いている人の特徴3選
大学職員は事務職のイメージが強いですが、実際は事務職以外にもやるべきことがたくさんあります。
具体的に、大学職員に向いている人の特徴は次の通りです。
・いろいろな背景の人と話をするのが好き
・大人になっても学びを続けたい人
・仮説・検証が得意な人
特徴の内容をさらに具体的に説明していきます。
いろんな背景の人と話をするのが好き
大学職員は学生・教員・業者・保護者といろんな年代の方と話をします。
そのため、根本的には「人との話が好き」という要素が大切です。
部署の中での仕事を考えた場合でも、専任職員だけでなく、派遣職員、パートタイム職員と協働します。
ひとりだけで完結する仕事はないので、周囲の人とコミュニケーションをとることが大切です。
逆に、人と話をすることが苦手なので、とにかく黙々と事務作業をしていたいという方には不向きかもしれません。
世間一般にイメージされる事務作業とは大きく異なり、想像以上に人と話をしながら仕事をしていくのが大学職員の特徴です。
大人になっても学びを続けたい人
大学職員が働く大学という環境では、学生は学修をして、教員は研究をしています。
私の周囲の大学職員も会計学や経営学、文学に音楽と各自が興味関心のある分野の学びを続けている印象があります。
教員との打ち合わせでは、その分野の第一人者といわれるような教授からいろんなことを教えてもらう機会が多く、学生時代に受講した大学講義の延長のような気分に浸ることもあります。
大学という場所は多様性の環境そのものです。
どんな人がいても良いので、あなたらしく、興味のあることにとことん熱中してみるのも良いのではないでしょうか。
仮説・検証が得意な人
大学では、営業ノルマのような数値化された成果があまりないことも特徴です。
一方で、相手のいる物事での交渉や改善案・改革案の策定など答えのない答えを探すことが頻繁にあります。
すぐに答えが分からない難しい問題にどのように立ち向かうかが大切で、自分で仮説を立てながら、検証作業を繰り返すことが望まれます。
今後、18歳人口が減少する日本において、この仮説検証という作業は私たち大学職員にとって、欠かすことができない能力のひとつになるでしょう。
大学職員に向いている人の特徴3選を紹介しました。
これから大学職員を目指す方には、イメージしている事務作業だけでなく、想像以上に人と話をする職業であることを強くお伝えしておきたいと思います。
就職後にギャップを感じないためにも、しっかり押さえておきましょう。
私、大学職員トキも、大学職員を目指す方のためのサイト「大学職員になる」を運営しています。
ぜひ、参考にしてみてください。
大学職員になる:https://www.university-staff.site