フリーランスのヨガインストラクターになるまでの道のり
精神科の福祉職・フリーター・美容部員などと色々な仕事を経験して、行き着いた働き方が「ヨガインストラクター」でした。
どこかに所属することなく、フリーランスとして自分の力でやっていくと決めて4年と9ヶ月。
決して、簡単な道ではありませんが4年以上続けられた秘訣をお伝えします。
スタートはアルバイトをしながら
ヨガの資格さえあれば、お申し込みは来るものだと思っていました。
予約フォームさえ作れば、仕事になると思っていたんですよね。
でも、経験も知名度もないわたしに予約が入ることはありませんでした。
初めてヨガレッスンをした場所は、カルチャーセンターです。
お申し込みをしてくれたのは2名。
カルチャセンターだったら、たくさんのかたが申し込んでくれると期待していただけにガッカリした記憶があります。
ヨガインストラクターは、たくさんいるのでその中から選んでもらうって簡単なことではないのです。
現実を突きつけられたわたしは、アルバイトとのかけもちの日々がスタートしました。
レッスンの合間は飲食店のアルバイトをしました。
最初の1年間はレッスンがほとんどないのでアルバイトを2つかけもちしたほどです。
自分でレッスンできる場所探しと集客
ヨガスタジオに所属をしていない限り、ヨガレッスンが出来る場所は自分で探していかないといけません。
なので、レッスンが出来る場所探しからのスタートです。
色々な集まりに顔を出し、情報収集をしたものです。
例えば、カフェで講座をする人を募集していると聞けば説明会に行ったりしました。
そういった地道な活動を繰り返しているうちにレッスンが出来る場所は確保できてきました。
でも、場所の次に必要なことはレッスンを受けてくれる人の確保です。
つまり、集客ですよね。
わたしには集客のノウハウがなかったので手探りで色々と試していきました。
あらゆるSNSで告知をしたり、地元の掲示板に投稿をしたりと思いつくことは何でもしました。
そういう行動を繰り返しているうちにお申し込みをしてくれる人が増えてきたり、知り合いからヨガレッスンの依頼を受けたりと仕事へとつながっていったんです。
フリーランスで働き始めて2年目のことでした。
現在の働きかた
フリーランスのヨガインストラクターとして働いて4年9ヶ月経ちました。
今は、金曜日から日曜日に古民家ヨガ教室を開催し、その他の日は依頼をいただいているところへ出張ヨガレッスンへ行っています。
・福祉施設ヨガ
・お寺ヨガ
・市の施設での朝ヨガ
・公民館ヨガ
・呉服店でのヨガ
・少年野球でのヨガ
コロナ禍に入ってからはオンラインヨガが受けられるオンラインサロンの開設もしました。
わたしのヨガは出張ヨガで成り立っているとも言えます。
この出張ヨガは、全て知り合いから頼まれたものです。
フリーランスで働きはじめた頃から決めていることがあります。
「話が来たものは断らずに、1回は引き受ける」
それは年月が経った今でも変わらない決め事です。
やってみなければ分からないこともあります。
やってみて違ったら、そのことを正直にお話すればいいのです。
そして、どんな内容の仕事でも受けた以上は全力を尽くす。
目の前の人たちに誠意を見せていくことが仕事を続ける秘訣だと思っています。
そういった地道な行動が今のわたしへとつながっています。
ヨガインストラクターに限らずどの仕事も自分でやっていくということは大変なことです。
思いつくことは何でも試していくことや諦めない粘り強さが必要になります。
資格をとったからと仕事につながるかどうかは分からないのです。
自分で行動をすることが大事です。
色々な働きかたがあるので、その時の自分に合った働きかたを選ぶのも一つだと思います。
わたしも最初はアルバイトをしながらしていました。
フリーランスでヨガインストラクターを目指すのなら諦めずに行動をし続けていって欲しいと思います。