専門商社の事務はワークライフバランスがしっかり取れる
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投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 3.50
- 仕事内容
- 2.00
- やりがい
- 1.50
- 働きやすさ
- 4.50
- 給料・年収
- 2.50
- 休日・待遇
- 4.00
- 成長・将来性
- 3.50
- メッセージ
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海外の取引先とのメールでのやりとりがあり、英語の読み書きはできた方が望ましいです。
ただ最近は翻訳ツールが充実しているため、英語力よりも事務処理のスピードやコミュニケーション能力の方が重要ではないかと思います。
英語力だけをアピールしても、周囲との差別化が図れないので、英語以外に何か強みがあると良いです。
最近は業務のDX化を推進している企業が多いので、ITスキルなどでも強みとなります。
専門商社は激務のイメージがあるかもしれないが、ワークライフバランスはしっかりしている会社が多いので、オンオフをメリハリをつけて働きたいという方には良い環境であると思います。
- 仕事内容
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仕事内容は、日本各地の食品メーカーから仕入れた食品を、海外の顧客に販売する仕事でした。
海外から注文を受けた商品をメーカーに発注し、商品を指定の倉庫に集約させてコンテナに入れて輸出し、海外顧客まで届けるまでが一連の流れです。
私は事務側であったので、この流れの事務処理を担当しておりました。
国内での仕入値は同じであっても、海外顧客によって輸出先が異なるため、売値は異なってきます。
この価格設定や顧客への価格通知は営業側の仕事でした。事務と営業とでは役割が大きく異なっておりました。
- やりがい
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仕事のやりがいはあまり感じることができなかったです。
日本の食文化を世界に広める役割を担っていると思えば誇りが持てる仕事かもしれませんが、実際に食品を食べた人からの声が聞ける機会は殆どありませんでした。
面白いと思う点は、商社ならではの仕入ルートで入手困難な食品や日本酒などのサンプルが貰えることです。
メーカーも様々なサンプルて販路拡大に努めているので、普段目にできないような食品の試食ができるのが楽しいです。
食べることが好きだという人には魅力的だと思います。
- つらいこと
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発注や価格には気を使います。
発注数量を間違えても、価格登録を誤っても大きな問題に繋がります。
私自身も発注ミスで170万円の損失を出したことがあります。
ミスは誰にでも起こることなので、ミスが起こらない体制作りや、周囲との情報共有が大切になってきます。
- 向いてる人
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食品系専門商社は、食べることが好きでワークライフバランスを重視したいという人には向いています。
逆に、バリバリ稼ぎたい、裁量を持って色々なことにチャレンジしたい、という人には向いていないかもしれません。
基本的に事務作業はルーティンワークですので、正確さとスピードは求められます。
特に発注はミスすると損失が出てしまうため、正確に処理する努力が必要です。
- 働きやすさ
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働きやすさは抜群でした。残業が月10時間程度で、土日祝は休みです。
男女差別なども全くなく、堂々と有給や特別休暇を取得できる環境でした。
逆に、ダラダラと残業したり、他人と同じ業務量なのにやたら残業が多いと効率が悪いのでないかということで指導が入ったりします。
休みがしっかり取れるということは、仕事とのメリハリがその分しっかりしていたということでもありました。
仕事自体は決して暇ではなくむしろ忙しいので、時間内に集中して取り組む姿勢が必要です。
- 給料・年収
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新卒で入社したため、給与は低かったのですが、社内の平均年収は500万程度といったところでした。
中小の専門商社は給与は低めのところが多いです。
食品関係は薄利でもあるため、食品以外の専門商社の比較しても給与は低いです。
ボーナスは年2回で、夏冬ともにそれぞれ月1.5ヶ月分ぐらいでした。