特別支援学校教諭は毎日がドラマチックな仕事です!

投稿者プロフィール

特別支援学校教諭 こんぶおにぎりさん

20代後半(就労時) 女性経験:3年0ヶ月 北海道

退職済み / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
4.00
仕事内容
4.00
やりがい
5.00
働きやすさ
4.00
給料・年収
4.00
休日・待遇
3.50
成長・将来性
4.50
メッセージ

お子さんとともに自分自身も成長していくことができる、魅力ある仕事です。

大変なこともありますが、その分やりがいを感じることもできます。

特別支援学校教諭はお子さん1人1人の特性や状況から個別の指導計画を立案しオーダーメイドの教育を実施するため、専門的知識も必要な仕事です。なるまで、そしてなった後も常に探求心をもって仕事に臨んでほしいです。

また、自分が勉強して身につけた知識だけでなく、得意なことや苦手なこと、好きなことや嫌いなこと、そういった経験や感情のすべてが指導の引き出しとなります。

ティームティーチングが基本となり多職種の人とも連携する必要がある仕事ですので、教員になりたいから教育学部!ボランティアは学校関係!と一直線になるよりも、年齢分野問わず色々な人とコミュニケーションをとる経験をしておくといいと思います。

また、教える内容も幅広いので、色々な経験をしておくと強みになると思います。

教育以外の学部に入るのもいいし、遊びやバイト、サークル、大学院への進学等々、学生のうちに色々な経験をしておくことをおすすめします。

仕事内容

仕事内容は、

・児童生徒への指導・支援(学習や生活、就学・進路等)
・教材研究
・成績処理
・保護者等の教育相談
・支援者会議への参加
・学校行事等の企画運営
・特別支援教育におけるセンター的機能の発揮
・会計・事務作業
・その他、校務分掌に応じた職務

など多岐に渡ります。

なるには

私は教員採用試験を合格し、教諭として着任しました。

ルートとしては、
・教員採用試験を受験し合格して教諭になる
・講師登録をして常勤又は非常勤講師になる
・求人募集をしている学校や教育委員会に申し込む
・知人の紹介
が、よくある4パターンかと思います。

特別支援学校教諭免許を取得するにはまず、基礎免許(小・中・高いずれかの免許)を取得する必要があります。

特別支援学校教諭免許のみを取得することはできません。

コースによっては、基礎免許と特別支援学校教諭の免許を同時に取得できるところもあります。

通信大学という手もあります。

私は教育学部ではない大学で中・高教諭の免許を取得し、大学院に進学して特別支援学校教諭の免許を取得しました。

やりがい

発達がゆっくりなお子さんが多いので、表情や言動に変化が見取れた時や学習成果が発揮された時の感動や喜びは物凄いです。

仮説を立て作戦を練って指導に当たり、仮説や指導が「ビタッ!」とお子さんにはまったときに達成感がありました。

大変お子さんのためになったと実感できた瞬間、報われた気持ちになります。

つらいこと

ティームティーチングが主の仕事なので、合わない人とチームを組むとしんどくなります。

また、教員は対人援助職でもあるのでこれだけやれば終わり!がありません。

自分である程度折り合いをつけたり線引きしたりできないと、どんどん仕事の沼にはまっていきます。

「仕事ができる人・熱心な人・こなせる人・断らない人」にどんどん仕事が舞い込みます。

仕事が多い、少ないに関係なく給料自体は決まっているので、なんともいえない気持ちになることがありました。

働き方改革が注目を浴びていますが、いまだに教育現場は足し算はできても引き算はできない体質の業界です。

管理職にもよりますが、慣習のままズルズルと業務を行っている場合もあり、そこに疑問を持つようになるとつらくなります。

加えて、精神疾患は教員の職業病とも言われるくらい、精神疾患の罹患者や休職者が多いです。

なんともなさそうな人も、意外と服薬をしながら働いている、なんてこともあります。

自分に合った仕事の癖やストレス発散法、思考の癖を身につけないとしんどくなります。

向いてる人

・コミュニケーションがとれる人
・疑問を持ち続けられる人
・探求心がある人
・他者の考えを受け入れつつ、自分の考えも伝えられる人
・支配的じゃない人
・じっくり待てる人
・興味関心の幅が広い人

などが向いていると思います。

プライベートでそういう性格じゃなくても、仕事の時には↑ができることが大事だと思います。

仕事をしているうちに身についていくので、就職してみてから向き不向きを考えて大丈夫だと思います。

子どもにとって教員も環境のひとつですので、いろいろなタイプの人がいた方がいいと思います。

同じような教員だけでは学びになりませんし面白くないですから。

色々なお子さんがいるので、色々な教員がいて大丈夫です。職員室も同じです。

経験によりどんなタイプの人にも自然と居場所ができていくと思います。

志望理由

まず漠然と「子どもが好き」という気持ちがあり、「子ども達のために自分ができることは何かないか」と考えたことがきっかけでした。

最終的には、自身の幼少期からの経験から
学校や勉強に対してネガティブな感情を持っている子どもの気持ちがわかるかもしれない」
と感じたことと
「教員は教える内容により色々な職業を自分自身が体験できる」
という父の言葉があったことが受験の決め手でした。

退職しましたが、子どもたちや同僚とあんなに笑い合える素晴らしい仕事は他にはないのではないかと今でも思います。

労働環境が改善されたらまた教員になりたい、そう思っています。

働きやすさ

職場の雰囲気は、管理職や学部、学年、組む職員によってガラッと変わります。

ティームティーチングが基本の職場になるため、教員同士の人間関係は非常に大切になります。

女性も働きやすい職場だと思いますが、これも職場によると思います。

給料・年収

学歴や講師経験の有無により、着任時の給料に違いが出ます。

その後は、仕事量にかかわらず年齢や経験年数によって号給が上がり続けます。

自治体にもよりますが、分掌や勤務地によっては手当がつく場合もあります。

特別支援学校配属の場合にも手当がつきます。

公立学校の正規採用の場合は身分が教育「地方公務員」になります。

バックに国や自治体がいるため、「社会的な信用」という最大の武器を得ます。

休日・待遇

行事等がない限り、カレンダー通りの休日が保障されます。福利厚生も手厚いです。

しかし、いわゆる対人援助職でもあるため、仕事に終わりや明確な線引きがありません。

自分自身で仕事の仕方を整理整頓できないと、どんどん仕事が増えていきます。

休日に出勤し、平日にできない事務作業や教材研究を行っている人が結構います。

休職を繰り返しても職場復帰は可能です。

体調を崩し病休や休職となった際の方の手当はとても手厚いです。

就職・転職

基本的な部分は同じですが、各都道府県で臨んでいる教員像に微妙に違いがあります。

待遇、重視している教育、その土地への愛着等々…。そういったことを踏まえて選ぶといいと思います。

また、受験の際には数ある自治体の中で、「なぜその自治体や校種を受験したのか」を説明できるようにしておくことをおすすめします。

面接時だけでなく、働いていく自分を支えていくものになると思います。

私が退職した理由は、労働環境の改善はしばらく臨めないと感じたためです。

一度きりの人生ですので、心身が元気なうちに「色々な職種や働き方を経験してみたい」「学校以外の場で教育に関する仕事にかかわりたい」と思い退職しました。

現在は興味のある分野の仕事に幅広く挑戦してみています。

恋愛・結婚

異業種の人と結婚する人もいますが、同じ業界の人と結婚する人が多い印象です。

勤務地の関係で異動のタイミングで結婚をする人もいました。

公務員として保障されている部分でもありますが、年中人手不足なので産休・育休を経て復帰している人もたくさんいます。

お子さんやその保護者が主な相手ですので、結婚・出産・子育てを経験することが強みになる職場でもあります。

成長・将来性

どこまでも突き詰めていける仕事ですので、仕事人としても人間としても大いに成長し続けられる環境だと思いますが、正直なところその人次第だと思います。

共生社会の実現を目指す社会の流れとなっており需要も高まっていますので、今後もなくならない職種だと思います。

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