不動産業界の最初の一歩に賃貸仲介営業はおすすめ

投稿者プロフィール

不動産仲介の営業 madokaさん

20代後半(就労時) 男性経験:6年0ヶ月 北海道

退職済み / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
3.00
仕事内容
3.00
やりがい
4.00
働きやすさ
3.00
給料・年収
4.00
休日・待遇
2.00
成長・将来性
2.50
メッセージ

不動産業界の営業は、頑張り次第で高収入を実現することが可能です。

しかし、一口に不動産営業と言っても、売買契約の提案なのか、賃貸契約の提案なのか、自ら新規開拓するのか、来店客に提案をするのか、様々な仕事があります。

当然、売買の方が高収入になりやすいですが、業界未経験者であれば賃貸の提案営業をから学んでみるのも良いかと思います。

不動産の基礎、営業の基礎、ビジネスマナー、全てを学ぶ最初の一歩として最適です。

不動産業界に興味があるけど不安な方は、ぜひ賃貸仲介営業からスタートしてみてください。

きっと自身の成長に必ず繋がります。

仕事内容

私は、北海道で社員50名程の不動産会社で、仲介部門の営業職として勤めていました。

営業職は物件の提案、内覧の案内、契約業務が主な業務となります。

HP経由で物件の問合わせがあると、電話・メールで物件の詳細を伝え、実際に内覧のアポイントを取る。別の物件も追加で提案する。

気に入る物件があれば契約という流れが大まかな仕事です。

その他にも、HPに掲載する物件情報の更新、写真撮影も業務内容に含まれていました。

なるには

私は某求人サイトから応募しました。不動産の営業職は求人が多いため、求人サイト経由の応募でも全く問題ないかと思います。

なお、宅地建物取引士の資格があれば、資格手当が数万円プラスされ、採用される可能性が非常に高くなります。

宅地建物取引士はどんな会社でも重宝されています。

やりがい

やはり、新生活を始めるお手伝いをできるという点です。

「子供ができて広い部屋へ引っ越す」「就職して初めて一人暮らしをする」など、様々な事情のお客様がやってきますが、そんなお客様の背景をよく理解し、最適な物件を提案することがこの仕事の醍醐味であると思います。

物件引渡し時に感謝の言葉をいただけた時、大きなやりがいを感じることができます。

つらいこと

やはり営業職ということで、目に見える数字(売上)が必要となる点です。

ノルマはありませんでしたが、暗黙の了解で最低ラインの売上は求められていました。

また、各社員の売上は共有されており、結果が出ていなければ肩身の狭い思いをすることもありました。

営業職である以上は数字にこだわる必要があります。

向いてる人

マメな人は営業に向いています。逆にズボラな人は向かないと思います。

例えば、不動産の営業はメールでのやりとりも多くなりますが、「すぐに連絡を返す」「進捗状況を細かに報告する」これだけでも信頼され、良好な関係を築くことができます。

どんな小さな作業も迅速に確実にこなす努力をすれば、マメな人と言われ、きっと結果を出すことができます。

志望理由

営業職を経験しておきたいという気持ちが強かったです。

入社数年後には法人部門での営業も任されるようになり、誰もが知るような企業の人事部や役員と接することは非常に勉強になりました。

また、インセンティブのある給与システムにも興味があり、良い経験だったと思います。

働きやすさ

職場の雰囲気はとても賑やかでした。お客様が常に来店されていましたし、電話などで事務所内は常に会話が飛び交っています。

男女比率は、男性8割:女性2割。

女性が少ない一方、女性ならではの安心感を生かし営業として活躍している方もいました。

給料・年収

私の会社では基本給17万円+インセンティブ(売上げの数%)が給料とされていました。

インセンティブは一定の売上を超えなければ加算されず、思うように結果が出ない社員は基本給のみの月給となります。

波がありますが、私の場合はインセンティブ300万円で年収が500万円前後が多かったです。

休日・待遇

休日は月6日のシフト制で、GW、お盆、年末年始はしっかり休暇をいただいていました。

しかし、休日でもアポイントが入ると、営業の性質上お客様の都合に合わせて出勤する営業マンは少なくないです。

休日をしっかりとる場合、他の社員へ引き継ぎをお願いする等のコミュニケーションは大切になるかと思います。

就職・転職

就職先の選び方は、不動産業界に知人がいればその会社の評判を聞くこと、いなければネットで評判を調べるのが良いと思います。

就職先としての評判が見つからなくても、Googleの口コミや不動産情報サイトで利用者の口コミで、色々な意見を集めることが出来ます。

面接に関しては、不動産業界・営業を志望する動機が一番重要視されています。

また、営業職の経験があれば、どれくらいの売上をあげていたのか、売上を上げるためにどのような活動を行っていたかを具体的に答えられると評価されやすいです。

恋愛・結婚

私の場合、同僚には既婚者が多かったです。

基本的に休暇はしっかりもらえますが、急なアポイントが入ったり、繁忙期(1〜4月)などは仕事を優先せざるを得ない状況も多々あるため、既婚者は少し大変だなという印象があります。

家族の時間を大切にするためには、徹底したスケジュール管理が必要になると思います。

成長・将来性

業界問わず営業職は成長に繋がります。

しっかり結果を出せるようになれば、どんな仕事でも役立つ対人能力を身につけることができるでしょう。

しかし将来性の点では、不動産業界でのAI活用が活発化しているため、賃貸仲介店舗の営業職は需要が少なくなると言われています。

長く不動産業界で活躍したいのであれば、売買、管理業務含め、多くの知識を身につけ替えの利かない人材となる必要があると思います。

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