新聞記者の「成長・将来性」の経験談・口コミ
-
インターネット社会において、SNSなどの個人メディアが展開される世の中になり、個人の発信力が大きくなりました。
そんな中、新聞記者の担う役割は減少すると思われる方もいるかも知れません。
しかし、私はそうは思いません。
情報が溢れる社会において、受け取り手はその情報を見極め、取捨選択する能力が求められると考えます。
新聞記者は、マスメディアとして責任を持って取材活動し、正しい情報を正しい言葉で発信する、重要な役割を引き続き担っていくものと考えます。
-
「誰が読んでもわかるように記事を書かなければ意味がない」。
現役時代にデスクから口を酸っぱく言われてきた言葉です。
記事を伝わるように書けるようになった時の喜び、さらには自分自身の言葉を交えて書けるようになった時に達成感は何物にも代えられません。
それぐらい自分の成長を感じられる仕事でもあります。
近年は速報性が重視され、ネットニュースに押されています。
広告収入なども落ち込み、大手の新聞社でも経営が厳しいといわれています。
とはいえ、組織として記者を育てようとする環境や、現場で取材できる機会があるなど、まだまだ新聞というメディアも捨てたものではないと感じています。