生産管理の「メッセージ」の経験談・口コミ
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日本の食品工場は、世界的にみてもレベルが高く、新商品開発から生産管理・品質管理までさまざまな仕事に携わることが出来ます。
もちろん品質管理だけしかしていない人もいますが、できればいろいろな業務を経験した方が、技術職としてその後の能力開発にも有効です。
例えば、食品工場では大手から中小まで、クリーンルームが導入されていることが多く、その管理は最先端の半導体工場のものと同じです。
食品工場は保守的とみられがちですが、いろいろな技術を体験できるという観点では、技術職にとっても興味深い職場です。
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化学メーカーの生産管理職は、化学材料や製品に関する特性を熟知したうえで、モノづくりに携わることが求められます。
そのため、機械・電気・制御などのメーカーで必要とされる知識のほかに、有機化学や流体工学、材料工学に関する知識を習得していきます。
研修制度も充実していますが、40代頃までは業務後や休日にも勉強を続ける方が多いようです。
さらに、現場の方との交渉力も必要となり、コミュニケーション力の維持向上にも努める必要があります。
一方で、他のメーカーに比べ給料が高いことが多く、化学用品は世界的に需要の伸びが期待されるため、安定的な収入を期待することができると思います。
メーカー希望で、身の回りの電化製品や家財の材料・原料に興味を持たれている方は、1つの選択肢として検討されてみてはいかがでしょうか。
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製造業の本文は、製品を作り込むということよりも、工程を設計して整備していくことにこそあると思います。
ただ物を作るだけではなく、輸送にかかるコストを最小限に設計していくことも大きな役割です。
部品と部品を組み付けていく作業から、各拠点間の輸送動線の最適化を考えていくところまで、幅広い職場を経験することができます。
また、海外のニーズに合わせて生産をしていくので、世界情勢にもアンテナを張れるように自分を成長させることが大切です。