中学校教師の「向いてる人」の経験談・口コミ
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興味や関心の幅が狭い人よりは、幅広く色々なことに興味や関心がある人。
言い換えれば人間としての幅が広い人が向いていると感じます。
例えば自分が35人学級を受け持つ学級担任だと仮定すると、35通りの個性と向き合わなければなりません。
教師がその個性を受け入れることができなければ、その生徒を不幸にしてしまいます。
多様な価値観を受け入れることができる人が、教師には向いていると感じます。
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子供と過ごすのが好きであることが何よりです。
また、教師の一番大切な仕事である授業を行うための研究は奥深く、常に努力、向上心が必要とされます。
ただこれを行う時間は限られており、次から次へと違う仕事をこなしていかなくてはいけません。
若いうちは家に仕事を持ち帰ることも少なくないと思います。
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向いている人は、生徒の成長のためには時間や労力を惜しまない人や自分の生活のほとんどを学校で過ごすことが苦ではない人です。
反対に向いていないと感じる人は、プライベートの時間を大切にしたい人や勉強を教えることだけが好きな人です。
教員を目指す場合には、教科内容の豊富な知識はもちろん必須ですが、人が好きで、話し合って根気よく解決する過程を惜しまない姿勢が重要かと思います。
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人のために働くことに喜びを感じられる人。
自分の時間を犠牲にしても、生徒に奉仕しようと思える人は非常に向いている仕事だと思います。
時間をかければ時間をかけるだけ、生徒もそれに答えようと努力してくれますし、やはり生徒が与えてくれる喜びや感謝の感情ほど嬉しいものはありません。
働いても働かなくても給料は変わりませんので、もらっている給与の分の必要最低限しか働きたくない、という方はあまりお勧めしません。
それでも勤まりますが、生徒や同僚教員からの風当たりは強くなります。
これは個人の気質ですので、努力でどうこうなるものではないように感じます。