バーテンダーの「メッセージ」の経験談・口コミ
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「お酒は販売が許可されている麻薬である」
私が勤め始めた頃、先輩バーテンダーから伝えられた言葉です。
当初はその言葉の真意が分かりませんでしたが、時がたつにつれて「バーテンダーとはただ酒を提供しているのではない、その場所、時間、人が持つ感情や欲望を総合的に判断しながら商品を提供する」という事だと解釈しています。
したがって、ただ酒を提供するだけでは真の「バーテンダー」とは言えず、その場の雰囲気や客筋、それにふさわしい酒やカクテルを提供できるようになって初めて「バーテンダー」だと言えるでしょう。