海外ツアーガイドのやりがい・楽しさ・魅力
海外ツアーガイドのやりがい・楽しさ
人を笑顔にすることができる
旅行というのは多くの人にとって非日常であり、楽しい時間です。
その体験を更に楽しく良い思い出にするサポート役をである海外ツアーガイドは、やりがいのある仕事です。
海外ツアーガイドは、ほとんどの場合において日本人観光客を相手にします。
どのお客さまも、現地でどのような体験ができるのか、大きな期待と興奮を胸に抱いてツアーに参加しています。
ツアーガイドの役割は、そんなお客さまの期待に応えるのはもちろん、プロとしてそれ以上の感動を与えていくこと。
ただガイドブックを読むだけでは味わえない臨場感あるガイドや、わかりやすく親切・丁寧な説明をすることによって、お客さまは心から満足し、旅を120%楽しむことができます。
いいガイドができれば、お客さまは必ず笑顔になって「ありがとう」と声をかけてくれます。
毎日たくさんの人の笑顔を見ることで、自分もハッピーな気分になれますし、「もっと仕事をがんばろう!」というパワーが生まれてきます。
マニュアル通りでない仕事
海外ツアーには、若い人からお年寄りまで、そしてファミリーや友人同士、ご夫婦、カップルなど、さまざまな人が参加します。
お客さま一人ひとりツアーに対する思い入れや好み、興味関心は違うため、参加者全員に満足いただけるガイドやサービスを提供していくのは、決して簡単なことではありません。
現場に出る前にツアーガイドとして基礎的な研修は受けていても、「目の前のお客さまはどうやったら喜んでくれるのか?」ということは、やはり自分自身で考えるしかないのです。
お客さまの要望に応えたり、相手が何をしてほしいのか感情をくみ取ったりしたりしながら、素晴らしいガイドができるように工夫を繰り返します。
見事お客さまの希望に応えることができたときは、自分自身の成長も実感できることでしょう。
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海外ツアーガイドの魅力
お客さまの笑顔を作り、最高の時間を作り出すツアーガイドの仕事ですが、この仕事ならではの魅力もあります。
例えば、次のようなポイントを実感しているという声をよく耳にします。
その国のことを深く知ることができる
海外ツアーガイドの最大の魅力といえば、海外で働くことができ、その国の文化や歴史、風習などに詳しくなれることでしょう。
「外国の雰囲気が好き」「海外で生活しながら働きたい」という人にとっては、とても魅力的な仕事といえるのではないでしょうか。
その国に腰をすえて、現地に溶け込みながら生活することで、旅行で訪れるのとはまた違う体験ができるはずです。
また、お客さまに現地を案内していくことがツアーガイドの役割ですから、レストランや観光地、ショッピング店など、さまざまなスポットに詳しくなることができます。
日本の魅力を再発見できる
一方、海外ツアーガイドは外国にいながらにして、多くの日本人と接することになります。
そのため、日本のことをまた違った視点から見ることができるというポイントもあります。
海外でガイドをしていく中で、「日本人はこういう考え方をするものだな」「こういう場所や食べ物が好きなんだな」といったような気付きが生まれてくるものです。
あらためて日本の魅力や良さを発見できるかもしれません。
人との繋がりが生まれる
海外ツアーガイドは、「一期一会(いちごいちえ)」という言葉がピッタリの仕事かもしれません。
この仕事では、毎日たくさんのお客さまと出会えますが、コミュニケーションをとるのは「そのツアー限り」ということも多いです。
寂しさを感じることもありますが、だからこそ、毎回の出会いを大切に考えることができます。
一方、限られた時間の中でお客さまと深い信頼関係が築ければ、その後も連絡を取り合ったり、良い関係を継続できることもあります。
年齢も、職業もさまざまな人々と出会えるのは、この仕事ならでは。
人とのつながりを大事にしていく中で、自分の人生も充実させることができるでしょう。