財務の仕事は色んなことが経験できて面白いです
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 4.50
- 仕事内容
- 4.50
- やりがい
- 4.50
- 働きやすさ
- 4.00
- 給料・年収
- 4.50
- 休日・待遇
- 4.50
- 成長・将来性
- 4.00
メッセージ-
飲料メーカーで財務の仕事をしています。
財務の仕事は仕訳処理や決算書作成など、ある意味地味でありながら、エキスパートなところもありく、覚えることも多いですが、お金のことを知れば知るほど、興味が増していきます。
黒字なのか赤字なのか、そういったことに一喜一憂することももちろんそれ自体、それなりのわくわく感はありますが、それ以上に面白いのが稼いだお金(利益)をどのように使っていくのか、その使い道について色々と考えてくのが意外と面白いです。
もちろん、それは財務の人間が考えるわけではなく、会社執行部が考えるわけですが、使い道の使途計画の策定や資金表の作成などは財務の人間が関わることが多いので、お金のことが分かるようになり、面白さが増します。
仕事内容-
採用当初の若い頃は、ただひたすら伝票処理(仕訳、記帳)や決算処理をしていました。
財務の仕事はほとんどがシステム化されているので、一度覚えると、それほど難しいものではありません。
しかし、現在の管理職の立場になると、そうした実務的なことよりも、予算書の作成や資金計画の作成、さらには中長期の予算計画の作成など、会社経営に関与しての仕事が多いです。
黒字が出たら利益(内部留保分)の使い道の検討、赤字が出たら損失分をどのようにして埋めていくのかの検討を執行部とともに考えていきます。
なるには-
もともと商業系の大学出身で在学中は簿記の資格も取得できたので、働くなら財務系の仕事ということで、今の会社に就職しました。
財務の仕事は会計法規に従って処理されること、また専門用語に接することも多いので、簿記の資格の取得はしておいた方が良いと思います。
やりがい-
やりがいは日々感じています。
財務の仕事はある意味裏方の仕事ですが、会社経営にも関与することが多いので、会社に貢献しているんだな、という思いがあります。
そのように思うと、自然にやりがいも出ますし、魅力や達成感を感じることも多いです。
とはいえ、財務の人間が最初にやる仕事は仕訳とか、決算処理とか、といったルーチンワークがほとんどですので、そこには正直なかなかやりがいというものを見いだすことは難しいですが、経験を積んで会社のお金のことが分かるようになると、やりがいも出て面白さが増していきます。
つらいこと-
決算が好調の時は良いのですが、やはり赤字決算を出すと、執行部はピリピリムードとなり、仕事もやりにくくなります。
赤字決算を出すと、次の決算ではどうしても黒字決算を出したいという執行部の思いから、常に数字が気になるようになり、「売上はどうなっているんだ」とプレッシャーをかけられることもあります。
その点は覚悟が必要かと思います。
向いてる人-
財務の仕事は地味な仕事ですので、何ごとにおいても真面目にコツコツ働く人が向いていると思います。
特に採用してから数年の間はそうした姿勢がとても重要です。経験を積むと、自然と仕事の面白さを感じるようになるので、やりがいも出てくると思います。
給料・年収-
私がこの会社に採用されたのは今から30年も前になりますので、今の初任給はどうなのかは分かりませんが、30年前の私の初任給は約25万円弱でした。
保養施設があったり、社員寮が完備されているなど、福利厚生はそれなりに整っています。