看護師になるまでの幸せな大学生活とつらかった実習の思い出
私は4年生大学の保健学科を卒業し看護師となりました。
とても大変な4年間でしたが、振り返ると大変なことばかりではなくそれ以上に楽しいことが多かった気がします。
そんな私の4年間をご紹介させてください。
キャンパスライフを楽しんだ大学1・2年目
大学1年目は専門科目はほとんどなく、共通科目の中から自分で選んだ授業を色んな学科の学生達と受けていました。
他科の学生との交流、授業の合間のカフェ巡りに初めてのアルバイトなど、まさに想像していた大学生活そのものでとても楽しかったです。
高校生活までの規則に縛られた雰囲気が一切なく、自由に学び自由に遊ぶことができて最高でした。
ここが終わったら長い長い社会人生活が始まるのだからとはっちゃけていた時期です。
実習の厳しさと本当に看護師になるべきか悩んだ3年目
3年目にもなると全ての授業が専門科目、授業の空き時間なんてほとんどありませんでした。
テストの内容もどんどん厳しくなり、毎日必死に勉強していました。
実習の数も増え、長期休暇にも実習が入るようになり忙しくて仕方なかったです。
アルバイトも大分時間を減らしたのですが限界を感じ始めていました。
また、この時期に本当に看護師になるかどうかでも悩んでいました。
保健師の免許も取得予定であり、授業や実習を受ける中で保健師の仕事への魅力も感じ始めていたからです。
看護師実習の厳しさにやられていたからでもあります。
3年目では看護師になるか保健師になるかの答えは出せませんでした。
実習!就活!卒業研究!国試!怒涛の1年間だった4年目
大学4年目の忙しさは今でも忘れられません。
まずは実習!半年間、平日は毎日病院での実習でした。
忙しい看護師と関わる緊張感が私は一番つらかったです。
怖い看護師がいる病棟での実習ではその日が終わるとぐったりしてしまっていました。
実習で次にきつかったのは毎日の課題です。
実習によっては3時間しか眠れないという期間もありました。
とても大変でしたが、私は一緒に実習したメンバーに恵まれ、毎日励まし合い、協力しながら乗り越えることができました。
1つの実習が終わると必ず飲み会を開いていたのも良い思い出です。
何がきっかけかは忘れてしまいましたが、全ての実習が終わる頃には看護師になるという決意も固まっていました。
就活は幸いなことに第一希望を最初に受けて無事にそこに合格することができたので色々な病院での就活はせずにすみました。
しかも本当にラッキーだったのが、試験日程1日目の小論文が台風で中止になり、2日目の面接だけになったことです!
実習をしながら卒業研究を進めるのは本当に本当に大変でした。
研究発表前は遅くまで大学に残り、何度も何度も修正された論文と発表資料の修正に明け暮れる日々。
発表が終わった時の開放感は国試が終わった時よりも大きかったと思います。
12月に卒業研究が終わり、そこからようやく国試の勉強を始めることができました。
国試までの2ヶ月の勉強は意外にも楽しいものでした。
自由登校の中、みんなで集まって勉強会をするのが本当に楽しくて、国試本番も遠足のような気持ちでした。
大変だけれども、本当に同期にも先生にも恵まれた幸せな4年間だったと思います。