花卉業界の職場の雰囲気は?
仕事を選ぶにあたり職場の雰囲気はとても大切だと思います。
職場選びに役立てていただけるよう花卉業界の職場雰囲気を詳しくご紹介します。
花卉業界の職場の雰囲気①
8〜9割が女性の業界なので、基本的に和やかな雰囲気の職場が多いと思います。
また「植物を好きな方に悪い人はいない」という言葉を良く仕事をしている時に耳にしましたが、本当に言葉の通りです。
お客さまも働いている人も植物が好きな人は優しい人がとても多いと思います。
植物は繊細なので丁寧な手入れが求められます。
必然的に花の仕事を続けている人は細かい仕事が丁寧にでき、細やかな気配りができる人が続けているものだと感じました。
また、接客業は職場の雰囲気がそのままお客さまに伝わるものだと思います。
ピリッとした空間で花を選びたいと思う人は居ません。
お客さまのためにも和やかなコミュニケーションの職場が多いのだと思います。
花卉業界の職場の雰囲気②
店舗販売は接客業なので基本的に和やかな場所が多いですが、花卉業界の中でもブライダルや空間装飾の現場となると非常にシビアな世界です。
店舗販売に比べるとお客さまにお支払いいただく金額の桁が変わることが、シビアになる理由です。
ブライダルなどで使用する花はひとつひとつ傷がないか状態が悪くないかなどを細かくチェックし、使用当日に一番綺麗な状態でご用意をする必要があります。
また、ブライダルの繁忙期では時間もとてもタイトになりスピードと技術面どちらも高いレベルを求められるため、緊張感のある職場であることが非常に多いです。
花卉業界の職場の雰囲気③
どんな業種においても繁忙期というものは存在します。
花屋でいう一番の繁忙期は「母の日」です。
年間の売上に関わる一大イベントになるため、どの企業もこの日に力を入れています。
そのため、普段は和やかな職場も繁忙期だけは体力面においてつらい思いをする人が多く、チームワークで乗り切れるかが勝負になります。
繁忙期を迎えるにあたり、職場内で円満な人間関係を築いておく必要があると思います。
花卉業界から転職する際の実態
花屋の店舗販売から異業種に転職をすることはなかなか難しいと思います。
花卉業界の中でも店舗販売や空間装飾職、ブライダル職、園芸店、農家、市場仕事などそのほかにも沢山の業種があります。
花卉業界内での転職であれば経験を存分に生かせると思いますが、花を取り扱う仕事は専門職のため技術において応用できる仕事は多くないと実際転職活動をして感じました。
逆に花屋はセカンドキャリアとして転職してくる方が多い職種です。
接客業や事務職・営業職など元の仕事内容は様々ですが、植物を一から学ぶ姿勢さえあれば続けられる方が多いです。