CADオペレーターに向いている人・向いていない人とは
CADオペレーターはどんな性格の人が多いのでしょうか。
私の周りにいた優秀なCADオペレーター達には、実は共通点がありました。
今回は「CADオペレーターに向いている人・向いていない人」についてお話しますので、ぜひ読んでくださいね。
CADオペレーターに向いているのはどんな人?
向いている人 その1:向上心のある人
CADのスペシャリスト
CADオペレーターは同じ仕事でも、人により技術の差がハッキリ出やすいため、向上心のある人はどんどん上達していきます。
努力すればそれだけ技術が上がりますし、やりがいも出て、会社の評価も上がりますよ。
仕事の合間にCADソフトの使い方を研究したり、バージョンアップの対応をしますが、どれだけ取り組むかは個人差があるようです。
CADオペレーターは、常に新しい知識を取り入れる努力ができる人に向いてます。
設計補助の仕事もできる人
優秀なCADオペレーターは向上心のある人が多いです。
設計者の指示のもと図面やモデリングをするのが仕事ですが、ある程度の経験を積んだら設計者の補助的な仕事もできると、もっとチームに貢献できます。
具体的には、仕事全体の流れを把握して、設計者が指示する前に、データを準備しておいたり、設計者の指示間違いを指摘するくらいの設計知識を身に付けることです。
スキルを磨けば、設計者の負担が減り、チーム全体の納期を短縮することができます。
CADオペレーターから設計者に転身する人も多いので、スキルアップしたい人にはおすすめの職業ですよ。
向いている人 その2:社交性のある人
コミュニケーション能力はCADオペレーターに欠かせません。
私の会社では、CADオペレーターで固まって仕事するのではなく、1人から3人ほど設計チームに入り仕事します。
数か月から2年単位でチームをあちこち移動するため、人見知りの人には厳しいかもしれません。
設計者とは毎日打ち合わせしますし、時には一人で下請け工場に出向いたりするため、社会人としてしっかり対応できる人が向いているように思います。
また顔見知りが多いと、質問がしやすかったり、困ったときに助けてもらえたりするため、負担にならない程度に積極的に周囲の人とコミュニケーションが取れるといいですね。
向いている人 その3:自立心のある人
独立心があり、一人でも平気な人が向いています。
CADオペレーターの仕事は一人で解決しなくてはならない場面も多いため、自立心も必要です。
優秀なCADオペレーターは設計者の指示待ちではなく、自分で仕事を探して動ける人が多いです。
CADオペレーターに向いていない人
CADオペレーターに向いていない人は、人見知りの人や、ルーティンワークを希望する人です。
ただ、人見知りの場合なら、クラウドワークで対面せずフリーで仕事を請け負うか、在宅ワークOKの企業に勤めるのも良いですね。
しかし、一人で作業する環境だと、不明点がすぐ質問できないため、CADオペレーター未経験者には厳しいかもしれません。
気軽に電話やメールで質問できる環境であれば、人見知りの人の就業も難しくないと思います。
今回は「CADオペレーターに向いている人・向いていない人」についてお伝えしました。
向上心がある人なら、CADオペレーターで活躍できること間違いなしです。
次回は「CADオペレーターを辞めたくなったとき」についてお話したいと思います。
ぜひご覧ください。