リクルーターがいる企業はどんなところ?
それではどんな企業にリクルーターがいるのか見てみましょう。
リクルーターがいるのはどんな業界?
じつは、リクルーター制度を導入している企業には、ある特徴があります。
それは、業界によってリクルーター制度を導入している企業が多いか少ないかの特徴があるということです。
たとえばIT業界などではリクルーター制度を導入している企業はあまりありません。
どの企業にリクルーターがいるのかという正式な発表などはされていませんが、傾向としてリクルーター制度があるのは、比較的歴史が長い業界の方が多いようです。
またその中でも比較的事業規模が大きく、企業としての規模も大きな企業の方がリクルーターを設置し、就職活動が本格化する前に就活生と繋がりを持っておく傾向があるようです。
ではどんな業界がリクルーター制度を採用しているのでしょうか。
金融業界
業界としてもっともリクルーター制度を導入している割合が多いのが、金融業界です。
金融業界は数ある業界の中でも古くからある業界で、リクルーター制度を導入している企業が多くみられます。
そして、そんな金融業界の中でもリクルーターが多いのが「銀行」です。
大手から地方の銀行まで、その多くでリクルーター制度を活用しています。
金融業界におけるリクルーターの活用は主に「選考」を目的として活用されており、リクルーター面談の結果を通じて面接などの選考のステップへ進んでいく就活生が多いようです。
また、リクルーターとの面談は一回ではなく、複数回行われることがほとんどのようです。
20代で正社員への就職・転職
保険業界
次にリクルーター制度の活用が多いとされているのが保険業界です。
会社説明会やセミナーなどに出席したタイミング、またはエントリーシートを提出したあたりのタイミングでリクルーターから就活生に連絡が入ることが多いようです。
保険業界におけるリクルーター制度も選考に直結する傾向が多いようです。
インフラ関連
電力会社や、大手通信会社など私たちの生活を支えるインフラを構築しているインフラ業界もリクルーター制度を導入している企業が多い業界です。
インフラ業界は地方に拠点を置く企業なども多く、そういった場合は選考を目的にしているというよりは出身大学の先輩後輩の関係であるリクルーターと就活生を面談させて企業の説明を行い、広報活動の役割を果たしている場合もあります。
より志望度の高い就活生を、リクルーター制度を使って見つけ出すことを目的としているのかもしれませんね。
建築業界
建築業界もリクルーター制度を導入している企業の多い業界です。
建築は新卒で入社する時点でもある程度の専門性を求められる業界です。
ですから、就活生の通う学校と企業とに密接な関わり合いがある可能性が高い業界なのです。
その中でリクルーター制度を導入している企業も多く、選考前から就活生と企業の間に繋がりがありリクルーター面談などを通じて、より志望度の高い就活生を企業が確保するという流れが確立されているようです。
この記事のまとめ
リクルーター制度を導入し、リクルーターを設置している企業は、比較的歴史が長い業界の企業に多い傾向にあり、とくに「金融業界」「保険業界」「インフラ関連」「建築業界」によくみられます。
これらの業界の企業はリクルーターを設置して、就職活動が本格化する前に企業と就活生の繋がりを作っておき、採用活動をスムーズに行うえるような環境を整えています。
就活生は自分の志望する業界がリクルーター制度を導入している業界なのかを把握し、事前に対策をしておいた方が良いかもしれません。
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