介護職の仕事はイメージとのギャップがある
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投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 5.00
- 仕事内容
- 5.00
- やりがい
- 5.00
- 働きやすさ
- 5.00
- 給料・年収
- 4.50
- 休日・待遇
- 4.50
- 成長・将来性
- 5.00
- メッセージ
-
「介護職として働きたい」
そんな思いをもった若者に出会う機会が、ほとんどありません。
「介護って大変でしょ?きついしょ?給料安いしょ?」
だからやりたくない。
それは介護職に限らず、どんな仕事でも大変で、きつくて、初めは給料も安いです。
もちろん排泄物の処理をしたり、重度の認知症を患っている方との関わりに感情が動いたり、急変した場面や亡くなる場面に遭遇する事もあります。
ですが、自分の行いがダイレクトに「ありがとう」に繋がります。
自分自身が誰かに必要とされている。
どんなに重度の認知症を患っている方でも、スタッフの思いは良くも悪くも伝わります。
誰かのために何かをしたい。
そんな思いがある方は介護職に挑戦してみて欲しいです。
「あれ?イメージと違うな?」と1人でも多くの方が感じ、「介護って案外楽しいかも」って思ってもらえることを切に願っています。
- 仕事内容
-
札幌市内で10人平均の小規模事業所で、送迎、入浴、排泄、食事、レクリエーション、起床・就寝介助、夜勤業務があります。
コロナ禍じゃなければ、地域交流や外出行事が多々あります。
社員としてスタッフをまとめる役割を担ってました。
- なるには
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高校時代の友人の紹介で入職しました。
私は学生時代にヘルパー2級の資格を取っていましたが、無資格でも就業は可能です。
介護のなり手が少ない現状もあるので、やってみたい気持ちがあれば介護職に就きやすい状況です。介護関係の資格は幅広くあります。
- やりがい
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この人(ご利用者)のために何ができるかチームで一生懸命考える。
そして、自分達が考えた事を実施し直接『ありがとう』で返ってくる仕事です。
誰かのために何かをした時の喜びを直に感じられます。自分自身の存在意義が感じられることも多いです。
- つらいこと
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高齢者施設の場合、急変したり転んだり、極稀に亡くなる場面に遭遇することがあります。
特に亡くなる場面に遭遇する可能性が医療・福祉業界以外の職業に比べて多い事は覚悟が必要です。
また、昨日成功した関わり方を今日行っても全く違う反応(拒否される等)が返ってくることもあります。
認知症を患ってる方との関わりに最初は戸惑うかもしれません。
- 向いてる人
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誰かのために何かしたいと思う方やおじいちゃん、おばあちゃんが好きな方は介護職に向いていると思います。
反対に、人と関わることが嫌いな方は向いていないかもしれません。
その場合、なぜ自分は人と関わることが嫌いなのかを紐解いて考えてみると良いかもしれません。
- 志望理由
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福祉系の大学を卒業したからには福祉の仕事をした方が良いかなと思い、介護老人保健施設でまずは働きました。
その際は相談員でしたが、他職種と話し合ったり、1人の高齢者のために多角的に考える事が専門職の役割なんだと感じました。
- 働きやすさ
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圧倒的に女性が多い。子育て中の方でも同じ境遇の方や子育てを経験した職員もいるので、理解されやすいです。
早番・日勤・遅番・夜勤があり全て体験できる仕事。
いろいろな働き方を経験してみたいと思っている方には適しているのではないかと思います。
また、日勤だけ、夜勤だけの働き方をしている方もいます。
- 給料・年収
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介護報酬の改定があり、年々介護職の給料は上がってると思います。
社員・パート、会社の規模によって給料は違うと思います。
夜勤をする場合は夜勤手当が1回3000円〜5000円程度つく事業所が多いです。過去勤めた事業所は1回5000円でした。
- 休日・待遇
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休み希望は全て通ってます。
そのため仕事とプライベートのバランスは取れてます。
会社にもよりますが、福利厚生もしっかりしてる会社が多いと思います。
月8〜9回休みと決まっている事業所とカレンダーの休み回数に合わせる(祝日が多い月は休日も増える)事業所があるので、事前に確認する必要はあると思います。
- 就職・転職
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2度転職し3度退職しました。
1度目の転職理由はもっと経験を積みたい、人脈を広げたい理由です。
2度目は職場の人間関係が合わず、仕事が嫌いになるかもしれないと思い退職しました。
そして介護職に転職し、事業所を開業するために退職しました。
- 恋愛・結婚
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介護職は介護職と結婚してる方が周りには多いです。
同じ職場内同士で結婚した場合、どちらかが他施設に転職してるようです。
女性は結婚後も出産後も働きやすいと思います。産休や育休にも理解を示している職場が多いです。
育休後も時短勤務で戻って来られる環境です。
- 成長・将来性
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これからの介護業界は需要が多く、担い手も少ないと言われてます。
そのため、担い手の負担は大きいと思いますが、逆にやりがいも益々感じる仕事になると思います。
現在、介護職のなり手がいないため、AI化や外国人労働者の受け入れを促進しています。