「雛形」とは

「雛形」は「テンプレート」と呼ばれることもあります。こちらの言葉の方が馴染みのある人もいるかもしれません。

では「雛形」とは具体的にどのような意味なのか説明します。





「雛形」の意味

雛形という言葉には「模型」という意味と「書類の書式や見本」という意味があります。

この言葉をビジネスで使うときは後者の意味で使われることが多いでしょう。

書式とは、例えば請求書を書く場合なら、請求金額や内訳、請求元の住所など、必要事項を決められた位置に記入するおおまかな決まりのことです。

そこでビジネスで使われる書類の見本のことも「雛形」とよばれます。

最近では、請求書や企画書などの雛形はインターネットなどからダウンロードできるようになっています。

雛形があれば次に書類を作る時に部分的に変えるだけでできるので、効率的に書類を作ることができますね。

ワードやエクセルを開くと、初めにいろいろなタイプのテンプレートが選べるようになっていますよね。これも一種の雛形です。

「雛形」を使うシチュエーションと会話例

たとえば初めて上司に見積書を作るように頼まれた時に、「ネットのここのページの雛形をダウンロードして使って」と教えてくれることもあるかもしれません。

また文章の原稿を頼まれた時に「文章だけ送ってもらえれば、こちらで雛形に流し込みます」と言われることがあります。

本やパンフレットなどの印刷物を作るときなどは、グラフィックデザインの雛形があらかじめ決められていて、そこに文章を入れることを「流し込む」といいます。

パソコンの普及によりグラフィックデザインや出版などの分野では雛形があることで、本や印刷物をスピーディーに作ることができるようになりました。

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この記事のまとめ

雛形とはテンプレートと同じ意味で、ビジネスでは「書類の書式や見本」という意味で使われます。

決められた書式に基づいて書くことが求められるビジネス文書ですが、雛形をうまく使うと、簡単に効率よく書類を作ることができるようになったのです。

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