私が弁護士秘書をしていたときのやりがい
私はすでに弁護士秘書の仕事は退職してしまいましたが、仕事は大変な中でもやりがいを感じていました。
今回は私が弁護士秘書の仕事でやりがいを感じたこと3つをお伝えします。
担当の弁護士に感謝されたとき
弁護士秘書は何かを生み出す仕事というよりは、担当の弁護士に指示された作業をする仕事なので、大きな達成感を感じることはあまりありませんでした。
ひたすら期限内に終わるように、小さな作業の積み重ね。
そんななかでもどうしたら効率よく作業が終わるか、どうしたら弁護士が助かるだろうか、ということを考えながら工夫して作業をしていました。
例えば、資料のプリントアウトを頼まれたとします。
そうしたら単にプリントアウトするのではなく、見やすいように出力方法を少し変えたり、ファイルに入れて渡したりします。
成果物を担当の先生に渡した時に、
「いつもありがとう」
「見やすくて助かる」
そのように感謝の言葉をもらえると嬉しかったです。
小さなことですが、弁護士をサポートする仕事なので、自分が工夫したことで弁護士に喜んでもらえることにやりがいを感じていました。
大きな案件に携わったとき
担当の弁護士が関わる案件には秘書も必然的に関わることになるのですが、たまに大きな案件に携わることがあります。
大きな案件だと、チームで動くことが多い上に仕事もかなり大変です。
みんなで協力し、無事に案件をやり遂げたときはほっとします。
また、たまにニュースになることもあるので、自分が携わった案件がニュースになっているときは「世間的にこんなに大きな案件に関わっていたのだな」と実感します。
そのようなときにやりがいを感じました。
タイムマネジメントがうまくいったとき
仕事をする上で、担当の弁護士から一度に多くの指示を貰うことがあります。
そのようなときは弁護士に相談したり、優先順位を決めながら一日の作業のスケジュールを決めなければなりません。
スケジュールを決めたとて、途中でイレギュラーな作業が発生することも多々。
そこで、臨機応変に対応しながらタスクをこなすことを求められます。
裁判案件など、たまに本当に間に合うかギリギリのラインに立たされることもありました。
他にもチームメンバーがいる場合はメンバーに協力をお願いしつつ、急いで、かつミスなく正確に作業をこなします。
無事に提出が完了したときはほんとうに達成感がありました。
タスクがたくさんあるなかで、タイムマネジメントをしっかりしてすべてを無事に完了させられたときは、やりがいを感じました。
以上が、私が弁護士秘書の仕事で感じていたやりがいです。
弁護士秘書に興味がある方、目指している方に少しでも参考になったら嬉しいです。