弁護士秘書に向いている人4選
弁護士秘書はどのような人が向いているのでしょうか。
私が弁護士秘書として従事した経験から、弁護士秘書に向いている人の特徴を4つお話しします。
弁護士秘書を目指している方の参考になったら嬉しいです。
1.サポートすることが好きな人
弁護士秘書とは、弁護士が忙しい中で本来の業務をスムーズに行えるように、事務的な面からサポートをする仕事です。
そのため、仕事内容はあくまでもサポート業務がメインとなります。
基本的には弁護士に指示をされたことに従って作業をします。
例えば、資料のコピーをしてファイリングをする、書面のチェックをするなどです。
もちろん指示されたことに対して、自分なりに工夫をして効率よく作業をするという積極性は求められます。
しかし、大方自分で仕事を一から考えて行う業務ではありません。
したがってリーダーシップを取って仕事をすることが好きな人よりも、人を影から支えることが好きな人が向いていると言えるでしょう。
2.臨機応変に対応できる人
担当の弁護士から、一度にさまざまな作業の指示を貰うことがよくあります。
そのようなときはすべての仕事が期限内に終わるよう、優先順位を考えながら仕事をしなければいけません。
時には緊急性の高い案件が舞い込んでくることもあるので、その場合は他の仕事は一旦置いておいて急いで対応します。
イレギュラーなことが起こったりもするので、弁護士秘書の仕事は決まったルーティーン作業を行うというよりは、毎日異なる作業を行うことが多いです。
そのため、マルチタスクが得意で、臨機応変に対応できるような人は弁護士秘書に向いています。
3.協調性がある人
弁護士秘書はとても多くの人と関わる仕事です。
まず、弁護士秘書は弁護士を複数人担当します。
担当の弁護士とは、お互いにスムーズに仕事ができるように細かい意思疎通を図ることが何より重要です。
弁護士によって性格や仕事のやり方、好みなどは異なるので、弁護士に合わせたコミュニケーションができるといいでしょう。
また、他の弁護士秘書と上手く付き合うことも大事です。
大きな案件では、同じ案件の秘書と作業を一緒に行い、協力し合うことがよくあります。
他にもクライアントと連絡を取り合うことも。
このように多くの人と関わる仕事なので、協調性があり、いろんな人と上手く付き合っていける人は弁護士秘書に向いていると思います。
気配りができる人
弁護士秘書は弁護士から指示された業務を行うとお話ししましたが、指示されたことだけをやればいいというわけではないのです。
指示されたことに対してよりいい方法を考えたり、プラスアルファのことを行えると弁護士も仕事がしやすくなります。
また指示されなくても、弁護士が何をして欲しいか察して、先回りをして動けるとさらにいいです。
細かな気配りができるような人は、優秀な弁護士秘書になれるでしょう。
以上が弁護士秘書に向いている人の特徴4つです。
これを読んで、
「自分は弁護士秘書には向いていないかも」
と思うかもしれません。
でも安心してください。
このようなことは、弁護士秘書として経験を積むと徐々に出来るようになります。
なので弁護士秘書を目指している方は、あまり心配しすぎず、参考程度に心に留めておいてくださいね。