花屋の店舗販売に向いている人の3つの特徴
花屋は接客業でありながら技術も求められる専門職です。
花屋に向いている人の特徴を3つ紹介します。
花屋に向いている人 その1
「植物が好きな人」
花屋は植物の専門職です。
業務内容の他に花の種類や手入れ・管理方法など覚えることが山のようにあります。
また、季節によって出回る植物の種類も変わるため花卉業界では「3年(3回)季節が巡ると一人前」と言われています。
それほど時期によって取り扱う植物が変わるということです。
また、職場環境の室温なども基本的には植物をベースに考えられるので、暑い日も寒い日も花の手入れも好きという気持ちがなければ大変だと感じることが沢山あると思います。
花屋に向いている人 その2
「体力に自信がある人」
花の仕事は想像以上に力仕事です。
私も花屋に入社する前に「この仕事をするにあたり準備しておく方がいいことはありますか?」と面接担当の方に質問をしました。
答えは「筋トレ」でした。
実際仕事をする中で、花はまとめて運ぶと想像以上に重いですし、水の入ったバケツや自分の身長よりも大きい観葉植物を運ぶこともよくあります。
また、基本的に一日中立ち仕事であることや、母の日やクリスマスなどの繁忙期は連勤が長く続くこともあり得ます。
体力に自信がないと続けることが難しい仕事だと思います。
反対に体力に自信がある人はそれだけで非常に重宝される人材です。
特に女性が多い業界ですので、男性で花屋の就職を目指す人はとても貴重な人材だと思います。
また店舗販売だけでなく空間装飾などの仕事になると、深夜に仕事をすることもあり、さらにタフさが求められることもあります。
向いている人 その3
「自分のセンスに自信がある人」
花屋は非常に個人個人の色彩感覚やセンスが問われる職業です。
センスが良ければ店舗の中でも自分のお客様を獲得することができますし、最近では副業としてインターネット上に自分のショップを持つ人も多くいます。
花は生ける人によって表情も変われば花や葉っぱの組み合わせによって全く違う雰囲気のものを作ることができます。
自分の世界観やセンスに自信がある人からすれば、新しいものを常に創造することができる仕事なのでとても楽しんで仕事ができると思います。
センスや知識に自信がない人が花屋を目指すなら
花の作り方にも「基礎」があります。
花を生ける際の注意点やどのように生けると美しく見えるのか。
花で形を作る練習をたくさんすることで、センスに自信がない人でも、花で作品を作るということに対しての自信が生まれると思います。
また、花屋は接客業なので、植物に関する知識がなければ接客やコミュニケーションの面で足りない部分を補うなどの努力をすれば、誰でも仕事ができると思います。